実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年10月5日水曜日
学びの秋へのお誘い
今日の東京は冷たい雨が降った。
寒冷アレルギーと思しき人たちが鼻をすすっていた。
急に冷え込んだものね。
さて先般から色んな秋について思いつくまま書いてきたが、今日は「学びの秋」である。
そろそろ咲いている花の種類が減ってきて(昨日は沢山あると書いたばかり!)、紅葉もすすんできたりする。
「花や葉っぱがないと、植物って枝ばかりで退屈じゃない?」
そう思われた方、ちょっと待ってください。
秋から冬は植物たちの観察シーズンであります。
モチロン花を観察するのではない。
枝や幹肌など、葉っぱのない季節こそ光も届いて見やすいし、冬芽という大変面白いテーマもある。
実もなっている。
普段見慣れた木にどういう実がなっているのか。
そしてそこにどんな工夫があるのか。
木の幹はどうなっているのか。
個性溢れる木肌のパターンが目白押しである。
メインテーマは冬芽だろう。
落葉樹たちは秋から冬にかけて葉っぱのない寂しい状態だが、実は枝の先では春に向けて着々と準備をすすめているのだ。
そして冬芽の様子がそれぞれ違っているのだ。
冬の枝には他にも見るところがある。
例えば 葉痕 といって、もともと枝に葉っぱがついていた痕。
写真の黄色い矢印がそれ。
この形が木によって違うし、葉痕の中にある、ポツポツという点(維菅束痕)もその数や配置が違っていたりする。
そんな秋から冬の植物の楽しみ方を楽しく解説する講座をやります。
なんと今度の土曜日。
そうです10月8日ですので、3日後です。
以前にも花咲ブログで告知はしてありましたが、まだ若干席があるようなので最終案内でございます。
もしご興味があってお時間の許す方は土曜日に表参道にいらっしゃいませんか?
お申込、お問合せは コチラ まで。
まだ間に合うはずです。
そして、ついでといってはなんですが、これも以前にご案内した 「実践、楽しく身につく園芸英語」 も今度の日曜日からスタートです。
こちらは毎月第2日曜日、10:30~12:00 池袋西武コミュニティカレッジです。
1回だけの体験受講も可能ですので、ご興味のあるかたは是非。
お申込、お問合せは コチラ まで。
なんか宣伝っぽくなってしまいましたが、学びの秋ということでご容赦を。
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