実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年10月2日日曜日
悲しき秋の実
週末ってのは本当に時間の経過が早い。
朝起きたらば、すぐに夕方ってのも大袈裟だが、とにかくやることが多くて気がつくとサザエさんの時間になっている。
あっ、朝はちゃんとまともな時間に起きていますよ。
別に昼過ぎに起きてこんなことを言っているわけではないので念のため。
机に向かっていて気付いたのが、エラく小虫が多いということ。
机のライトにひかれて小さな虫がひっきりなしに飛んでくる。
目の前を飛び回るので気が散ってたまらない。
つぶしてもつぶしても飛んでくるので、一体どこからやってくるのだ?と疑問に思った。
ひょっとして部屋のどこかで 「わいて」 いたりして・・・・。
そう思ったら、ひとつだけ心当たりがあった。
僕は散歩に出掛けたりして落ちている木の実や木の皮などをよく拾ってくる。
拾ってきたそれらはタッパーに入れて部屋のクローゼットに置いてある。
タッパーも4個くらいあるかな。
ひょっとして、拾ってきた木の実から虫がわいているのかも。
そう思っておそるおそる半透明のタッパーを透かして見る。
中で何が動く気配はない。
よかったぁ。
胸をなでおろしてタッパーのフタを開けてみた。
すると虫ではない、別の問題が発覚した。
それは カビ であった。
白っぽいクモの糸のようなカビがタッパーのひとつに発生していたのだ。
なんてこった。
これはこの前、青山通りで拾ってきたトチノキの実からだとすぐに分かった。
トチノキの実はまだ少し瑞々しかったので、その水分がカビの発生を促したのだと思われた。
実の保存には乾燥が必須だと思い知る。
シリカゲルなど入れておけば間違いがなかったろう。
カビを拭いてキレイにするには今日はやることが多くて忙しすぎたので一旦タッパーたちをベランダに避難させることにした。
カビも問題だが、木の実に虫がタマゴを産みつけるので、気がつくと容器内に虫がぞろぞろなんていうことは良くあることだ。
木の実は手元に置いておきたいが、カビや虫は困る。
家人にバレたら怒られそうなので、こっそりと作業を遂行する必要がある。
困ったものである。
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