今日は連休最終日。
申し上げているように連休とは関係のない日を過ごしているので、せめて最終日くらいはのんびりしようと思った。
以前チラリと読んだ本によれば、人間には「積極的休息」と「消極的休息」があるのだそうだ。
積極的休息とは、積極的に身体を動かし、気分転換をはかり休息をとる、ということ。
消極的休息とは、一日中寝ていたり、ゴロゴロして休息をとる、ということ。
たしかそんなことが書いてあった気がする。
僕の場合は間違いなく前者なのだと思う。
休みだからといって、起きたら夕方だったなんて経験は一度もないし、休日家から一歩も出ないなんてことはありえない。
別に意識してそうしているのではなくて、自然とそうなっている。
数日前、連休最終日は、近場の山歩きをするか、自転車にのるか、御徒町から上野までのんびり歩きつつ昼から一杯やるか、なんてことを書いていた。
今日は3番に流れそうだった。
でも、最近運動不足だったっけなぁと思い直して、11時頃に自転車に乗って家を出た。
久し振りに多摩川を走ろうと。
多摩川は大好きで、昔からジョギングをしたり、自転車に乗っていたりした。
行きは右岸、帰りは左岸とか、川上にむかったり、川下に向かったり、羽田を基点にしたり、登戸を基点にしたり。
何が良いって、平和な風景がそこにあることだ。
少年たちが野球に興じていたり、カップルが土手でゴロゴロしていたり、犬の散歩、凧揚げ、マラソン、バーベキュー、白バイの訓練風景、飛行機の離発着、下町の工場、そして富士山も見えたりする。
季節を問わず天気の良い日にこの川沿いをいくのは本当に和む。
そんな訳で、甲州街道をずっといって多摩川を目指した。
甲州街道のケヤキ並木は紅葉がはじまっていた。
ついこの前、ケヤキの花が散ったあとがスゴイ、なんてことを書いていたのに・・・・。
ふらふらと道草をしながら多摩川にでる。
水面に陽射しが光る。
海から20キロなんていう道標が目に入った。
川下に向かって左岸をひたすら下る。
二子多摩川の変貌振りに驚きながら、順調にペダルをこぐ。
途中、なんども少年野球の試合に出くわす。
さすが野球は人気があるなぁ。
彼ら全員がラグビーをやれば、日本のラグビー水準も随分上がるだろうに、なんてことを考える。
右岸に川崎競馬練習場が見えるあたりに差し掛かると、川の幅も随分広くなってランドスケープのスケールを感じる。
そのまま下ると間もなく大師橋なのだけど、その手前くらいにはクルーザーと呼ぶにはやや小さい船も見える。
そして羽田の手前で左に折れて、産業道路、第一京浜と走って都心へと戻る。
皇居のあたり、東京海上の本社ビル近くて1枚写真を撮った。
僕が就職活動していたころは、大手町きってのノッポビルといえば東京海上本社ビルだったのに、今やさらに高いビル群に囲まれて見下ろされてしまっている。
時の流れをそんなところで感じつつ、寄り道しつつ家に帰った。
走行距離は70キロちょっと、といったところ。
良い汗をかいて、素敵な風景を見て、いろんな植物、木々を眺めて、とてもリフレッシュできた。
明日からまた頑張るもんね、と気合の入る、体育の日でありました。
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