キンモクセイの甘い香りがふわっと街を包んだのは、花咲ブログによれば9月30日だった。
それからおよそ2週間。
未だに甘い香りが漂っている。
キンモクセイのニオイを悪く言う人はいるとは思うけど、そんなに多くはないだろう。
何事もホドホドってのが良いわけで、甘い香りも過ぎると鼻につく。
僕は小学生のころに、部屋にあったユリの香りにあてられてとんでもない頭痛を経験したことがある。
以来、ユリの香りはちょっと苦手だ。
いずれにしても、悪臭では決してない、ということは言えるだろう。
そんなキンモクセイの甘い香りを楽しみながら自転車をこいでいたときのこと。
とある交差点で止まっていたらば、キンモクセイの香りに混じって、微妙なニオイがした。
!!
これは、ギンナンだ!
瞬時にギンナンと分かった。
道路に落ちたギンナンが踏み潰されて、それがさらにニオイを増幅しているような気がした。
ギンナンも秋を代表する実である。
秋を代表するキンモクセイとギンナンが香りバトルを繰り広げていたというわけだ。
恐らくあと数日でキンモクセイは消え去るだろう。
そうするとギンナンの香りが街を席巻することになる。
嫌いじゃないけど、決して良いニオイではないなぁ。
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