多摩川ネタが続いていて恐縮であるが、実際いろんな発見があったのだ。
今日の話はニオイの話。
テーマがとても大きくてこんなケチなブログで気軽に話せる内容ではないのは承知で。
多摩川を自転車で走っていたらば、突然周囲のニオイが変わったのに気付いた。
なんだろう?
その正体が分かるのにそれほど時間は要さなかった。
それは草を刈ったあとのニオイだったのだ。
ご覧いただければ分かるように、川の土手が一面茶色っぽくなっている。
これは草を刈った後、放置された草が変色してこうなったのだ。
そして草刈をしたあとの独特のニオイが漂っていた。
僕はこのニオイは嫌いではない。
自分で汗を流して草刈をしたことを鮮明に思い出す。
良いニオイかと言えばそうではないと思うが嫌いではないニオイというのは世の中に間違いなく存在する。
草のニオイ、堆肥のニオイ、乾いた土に雨が降って湿ったときのニオイ、芝刈りのニオイ、落葉焚きのニオイ・・・
最近の我々はデオドラント、つまり消臭に腐心して、自然に存在するニオイすら消そうとしているか、もしくは敬遠しようとしている。
自然にあるものなんだから、それはそれで味わいがあって良いニオイだと思う。
むしろ香水がプンプン香るほうがクサイと思うのだけれど。
庭仕事をしたり、外を散歩していると、いろんな自然のニオイに出会う。
これも庭仕事や散歩の醍醐味だと思うのだけど。
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