実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年10月17日月曜日
カッコ良いオウチ
この前見かけたオウチ。
築浅の白いオウチ。
白い建物もさることながら、オウチの周りを数種類の大きなコニファーが取り囲んでいた。
花を愉しむことはできないが、常緑だし、なんといっても円錐形の樹形が目を引く。
造形的にもなかなかカッチョいい。
オウチの中が外から見えにくくするという、 目隠し効果もある。
しかし、このオウチの場合は問題も多いのではないかなと想像してみた。
まず大きなコニファーがお互いに近いこと。
これよりも大きくなる場合もあると思うが、手入れも大変だろうし、木と木が重なったところは蒸れてしまって、枯れこんでしまう可能性がある。
さらにこういったコニファーの類は根が浅いことが往々にしてあるので、何かあったら倒れないか心配だ。
この前の大きな台風で大きなコニファーが軒並みなぎ倒されていたのは記憶に新しいところである。
落葉樹などは、葉が冬には落ちるので日の光が欲しいときには適当に日が差す。
しかし、コニファーは年がら年中この調子なので、大きく成長したら鬱蒼として部屋の中は暗くなってしまうのではないか?
大きなお世話! と住んでいる人から言われそうだけど、そんなことを考えながらこのカッチョええオウチを写真におさめた。
改めて写真を見て思うのは、このオウチの写真はパースといって遠近法を使った図面の練習にもってこいだということ。
最近自分のなかで、パース図面というのは最大関心事のひとつである。
今日の2枚の写真は2点透視で描きたいところであります。
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