昨日多摩川にサイクリングに出掛けたのだけど、手ぶらで帰ってくる花咲ジジイではない。
色んな発見(ブログネタともいう)があった。
桜堤と呼ぶにふさわしい場所があったのだけど、なにやら様子がおかしい。
土手の下には切り刻まれたサクラの木が転がっていた。
土手の上のサクラたちも、布をぐるぐるに巻かれているし、太い幹が切られて切り痕もナマナマしい。 そして痛々しい。
さしずめ野戦病院のような、と表現すれば良いだろうか。
サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿
という箴言があるように、サクラの木は剪定は最小限にすべきだし、無用な枝おろしは極力避けるべきである、とはもはや常識であろう。
それをここまで大胆にやるとは・・・・
その痛々しいサクラたちを見ていて、「ははーーん」と分かった。
これはこの前の台風でやられたのだ。
でもあれって9月21日ですよ。
(こういうとき花咲ブログは便利だ。日記代わりに過去を振り返ることができる。)
あれから20日以上たっているのに、いまだにこうやって台風の事後処理をしている。
それだけ台風の被害が大きかったともいえるし、対応する植木屋さんが忙しいともいえる。
サクラ(ソメイヨシノ)の寿命は比較的短いと言われていて、このサクラの様子からするとサクラ人生の後半戦に入っているのは明らかであった。
このダメージから回復して、果たしてあとどのくらい生きられるだろうか?
包帯巻きの痛々しいサクラたちの回復を心から祈りつつ、ペダルを再び踏んだ。
2 件のコメント:
こんにちは!私事ですが、かつて多摩川沿いの狛江に住んでいました。経済的に困窮していて高校に入る息子に、韓国製の安い自転車を買い与えて3年間通わせました。狛江から府中までです。文句も言わず通った息子に感謝、、、多摩川には多くの思い出が詰まっていて懐かしく拝見しました!
匿名さん
コメント有難うございます。
『岸辺のアルバム』という多摩川を舞台にしたドラマもありましたね。
金八先生の荒川より、やはり多摩川にグッときます。
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