4月目前。 春本番を迎えるが、まだ冬の芽のまま新葉を吹く準備段階のものも沢山ある。 ちょっと前にシリーズとして冬芽というのを幾つかご紹介したことがあったけど、今日の冬芽も特徴があって冬芽の代表格のようなやつである。 さて何でしょう?
まず見てみると、枝の先にごつごつとした突起があって、さらにその突起が起毛されているのが分かる。 茶色いベルベットをまとっているかのようだ。 ごつごつした突起は丸みを帯びていて、決して尖ってはいない。 全体的に大きい。 そして枝の色が鮮やかな緑色をしている。 これ以上のヒントはあるまい。 これは アオギリ Firmiana simplex であります。 アオギリについてはタネがクルクルと旋回して落ちてくるユニークな木なんだよってなことを書いたことがあるけど、タネだけではなく冬芽もなかなかユニークなんである。 これからどうやって葉っぱが出てくるのか興味があるところだ。
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