昨日は大きな落葉樹の上に育ったシュロについて書いた。
今日の話もちょっと似ているかも。
とにかく落葉樹は冬場にはスッカリと葉を落としてしまう。
それをつまらないとボヤく向きもいるかと思うが、本来の枝振りや樹形がどうなっているか分かるので面白いというのはこの前書いたとおり。
そうやって注意深く見ていると昨日のシュロのようにいろんなものが見えてくる。
今日ご紹介するのはヤドリギである。
ヤドリギについては花咲ブログで2008年12月27日~29日の3日間、熱く熱く語ったので詳細はそちらをご参照いただきたい。
簡単にご紹介すると、ヤドリギは主に落葉樹に寄生する常緑の植物である。
正確に言うと常緑樹に寄生するものもあるし、ヤドリギ自身が落葉するものもある。
さらに言えば寄生とはいっても自ら光合成を行うので半寄生である。
他にも雌雄異株だとか、こだわればキリがないが、一応そんな変わった植物なのである。
晴れた日、青空の下、茶色い枝の中に何やら緑色の塊を見つけた。
ヤドリギに違いない。
キョロキョロしてみるもんである。
花咲ジジイはこのヤドリギを見つけたときにかなりの興奮を覚えた。
それは何故かといえば、そのホウキがぶら下がったような形が変わっていたからだ。
花咲ジジイの知るヤドリギ(Viscum album)はほぼ完全な球形をしている。
しかしこれは、ご覧のようにダラリと垂れ下がっている。
しかしこれは、ご覧のようにダラリと垂れ下がっている。
是非間近に見たい。
そう思っても10メートルくらいある背の高い落葉樹の上の方にあって無理だ。
よじ登ったら通報されるのは間違いない。
くっそー、なんだこのヤドリギは。
ひょっとするとスゴイ発見なのかもしれないではないか。
地団駄踏みながら歯軋りすることくらいしかできなかった。
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