すごい神社を見つけた。
東京都文京区にある富士神社。
丁度、六義園のちかくにある神社で、
本郷村の名主が天保元年(1573年)に駿河の富士浅間神社を歓請したことにはじまる。
拝殿は富士山に見立てた山の上にあり、江戸期の富士信仰の拠点のひとつとなった。
なにがすごいのかというと、境内にある木々が素晴らしいのだ。
とにかくデカイ。
勇壮で、美しい。
大きなマテバシイやら、クスノキなんかもあったが、なんといっても目を引くのは一番背が高い
カヤ Torreya nucifera である。
樹高も30メートルくらいはあると思う。
なかなかこんなに立派なカヤを見ることはできない。
これぞご神木といった感じで堂々とした注連縄(しめなわ)をドーンと巻いている。
気付いたのだけど、神社という場所は古木、大木に出会えるチャンスがかなり高い場所であると思われる。
敷地も広いので、お隣からクレームがきて、伐採してくれなんて言われることもないだろうし、ノビノビと育っているのである。
家などの建物の建て替えや、相続などによる土地に売却にともなう区画整理なんかにも比較的巻き込まれることもないので、ン百年という樹齢を誇る樹が普通に存在する。
そしてそれらが、ご神木として崇め奉られているというわけだ。
これまでも花咲ブログでは浅草寺、善福寺、氷川神社、靖国神社、明治神宮などさまざまなお寺、神社の素晴らしい木々をご紹介してきた。
これからも我々を魅了してやまない大木、ご神木をレポートしていきたい。
どこかの出版社から ご神木というタイトルで写真集的エッセーを出しませんか なんて言ってこないかなぁ
ご神木を巡って全国行脚しちゃうんだけどなぁ
0 件のコメント:
コメントを投稿