空き地を見掛けると胸が高鳴る。
不動産屋さんだったり、ゼネコンの人だったりすれば、その空き地に何を建てるか、そして幾ら儲かるか・・・なんてことに思いを馳せて胸が高まるのかもしれない。
僕の場合は、もちろん植物の宝庫として胸が高まるのである。
ついこの前まで何かが建っていたのにあれよあれよと建物が取り壊されてアッという間に空き地になる。
空き地になった当初は土がむきだしの殺風景な土地である。
ところが一週間するかしないかくらいで、ポツポツと緑が芽生える。
いわゆる先駆植物というやつである。
一体かれらはどこからやってくるのだろう?
① そもそもそこの土の中にタネが存在した
② そもそもそのこ土の中に根が存在した
③ タネが風にのって飛来した
④ 鳥がフンをした中にタネが混じっていた
とまぁそんなところだろう。
いずれにしても、ちょっと油断したらばすぐに雑草がボーボーに茂ってしまう。
すごいな、彼らの生命力は。
そんな先駆植物ってどんなものがあるかは空き地の様子を見ていると良く分かる。
例えば写真の ハキダメギク Galinsoga ciliata なんかはその代表だろう。
ハキダメギクってネーミングからして、雑草精神の真骨頂という気がするが、詳しくは2011年12月14日の花咲ブログで書いているのでご参照あれ。
なーんて書いているけど、今日はこれを書いていて途中まで以前にハキダメギクを書いていたことをスッカリ忘れてしまっていたのだ。
まずいな、最近の自分の記憶力は。
一番上の写真にあるように砂利が敷かれた空き地でも、まったく気にせずにスクスクと元気に花を咲かせている。
なりは小さい、花も小さい。
そんな地味なんだけど、魅力のある花をたくさん見つけられる空き地には、やっぱり胸が高まるよねぇ。
2 件のコメント:
>空き地を見掛けると胸が高鳴る。
>不動産屋さんだったり・・・
>ゼネコンの人だったり・・・
あれ?呼ばれましたか?
クマとかテルも呼ばれてる?
大変失礼しました。
せんさん
コメント有難うございます。
うわー、スジが悪そうですねぇ。
つい数日前、飯田橋界隈を自転車で徘徊していたらばクマさんにバッタリなんてことがあったばかりです。
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