昨日は壁面緑化について書いた。
一言で壁面緑化といっても、いろんなタイプがあるし、何を植えるかによっても随分印象が違うものだ。
昨日のフィカスは生長力旺盛で果たしてコントロールが効くか心配だ、なんてことを書いたのだけど、それはどんなカンジかと言えば、こんなカンジであります。
建物の壁ほぼ一面にフィカスがぐわーっと育っている。
お隣の壁にも一部侵食しているのが分かるだろう。
肝心のこのお宅のドアもスッカリ覆われてしまっていて、かろうじて郵便受けだけが認識できる。
これで扉の開閉をちゃんとできているのだろうか?
よくよく見ればこの壁には窓がない。
もともとあったのだけどフィカスに覆われて見えなくなったのか?
でも、家主の方はまんざらでもないようで、フィカスがへばりつきやすいように、目立たないけどネットを壁沿いに施している。
これだけ生長すると根元がどうなっているのか気になる。
根元はたったこれだけだけど、幹はそこそこ太い。
5~10年くらい経っているだろうか。
でも根っこ近くの幹が押したせいだろうか、コンクリートにひびが入っている。
恐るべし、植物の生命力。
そうやって考えると、昨日の所沢駅の壁面緑化のケースでは根っこがそれほど大きく育つことができないので、フィカスもそんなに悪さをしないかもしれない、と思い直さないでもない。
根元には
「新宿緑のカーテンプロジェクト」
という立て札がさしてあった。
やっぱり意図的に壁をフィカスで覆おうという確信犯だな。
緑の家ってなかなかワイルドで面白いぜぇ~。
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