金曜日。
またしても週末を迎える。
一週間が本当にアッという間に過ぎてしまう。
一方心につっかえたようにやるべきことが思ったように捗らずに焦りだけが募っていく。
ブログに書いたと思うけど、来月またしてもイギリスに出かける。
今度はひとりで出かけるので気楽といえば気楽。
寝袋ひとつでどこへでも出かけていたので、自分一人ならどこでもなんとでもなる。
今度のイギリス行きには目的が幾つかある。
ひとつはハンプトンコートフラワーショウ。
これはチェルシーとならび称されるガーデンショウである。
とはいってもチェルシーよりも規模は小さく、雰囲気も家庭的なこじんまりとした感じになっている。
あとは庭探訪。
入場料を払って誰でも行ける庭園ではなくて、今回は個人のお庭を巡ろうと思っている。
個人邸の庭巡りというと、イエローブックがすぐに頭に浮かぶかもしれないが今回はそうではない。
かつて同じ植物園で働いていた友人が今はロンドンを中心にガーデンデザイナーとして活躍しているらしい、との情報をキャッチして、彼に早速連絡をとって彼の手掛けた庭を見せてもらおうと思っている。
同様にヨークの園芸学校のガーデンデザインの先生にも幾つかのプライベートガーデンを見せてもらうお願いをしてある。
というわけで、まだ日本人の誰も見たことがないイギリスの庭園というやつを発掘してやろうと志は高い。
そして締めくくりはオランダによってフロリアードを見てこようという、なかなか意欲的な旅であります。
でもその前にやることをやってからでないと出るに出れないのであります。
何とか今週末にキリをつけたいものだ。
さて気分転換に散歩に出た。
そこで見かけたのはブルーベリー Vaccinium だった。
実は春先にもカメラを持って散歩したときにまだツボミのブルーベリーを撮っていた。
それが一番上の写真だ。
ベル型の小さな花が咲くのだけど、何かの花に似ているなと思った人はいないだろうか。
そう、ドウダンツツジ Enkianthus perulantus と似ている。
実はともにツツジ科なのだ。
似ているのも頷けるってものだ。
最近はこのブルーベリーって結構流行っているのだと思う。
庭づくりをしていても、ブルーベリーを植えたいというご指名があるし、自分の庭ではブルーベリーを育てています、なんて話もよく聞く。
見てよし、食べてよし、なんだから人気があるのも当たり前か。
ツボミの写真は4月19日に撮ったもの。
そして実の写真は6月19日。
わずか2ヶ月で植物はスクスクと生長し、季節はチャクチャクと進んでいるのだなぁ。
あっ、いつの間にやら夏至が過ぎていた!
これからは日々、日の長さが短くなっていくのか・・・
夏も来てないうちに一年は後半へと突入している。
2 件のコメント:
昨日フロリアードから戻って来ました。10年に一度開催されるだけあって大規模ですね。ロープウェイがあるので上空からも見て来ました。次の日は、ライデン大学の植物園へも行きました。ケンブリッジのボタニカルガーデンよりも楽しかったです(苦笑)。イギリスのガーデンブログを楽しみにしています!
茜景さん
コメント有難うございます。
フロリアード行かれたんですか。
僕も来月行ってこようと思っています。
ライデン大学の植物園がケンブリッジ大学の植物園よりも楽しかったとは聞き捨てなりませんね(笑)。
来週笑って英国に向けて出発できるように今は歯を食いしばって頑張ります。
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