まずいきなり脇道に逸れるが、こんどの日曜日の天気が気になって仕方がない。
なんでか?
それは子供たちと自然観察をするという例のイベント「自分だけの植物図鑑をつくろう!!」の今年第一回目の日なのだ。
すでに下見を済ませて準備もほぼ整った。
あとは晴れることを期待するばかりである。
どうしてもこの時期は梅雨と重なってしまうので、毎度ひやひやする。
しかし昨年は梅雨だろうが、台風だろうが、イベント開催の2時間に限って晴れるという奇跡によって全ての回を予定通り行うことができた。
そしてこのイベントは今年で3年目になるが、これまで雨天中止・順延ということには至ってないのだ。
なんとかその辺りにあやかって、この日曜日を晴らすべく曇り空を見上げて祈る毎日なのである。
予報は芳しくないんでホントに困ってるんだけど、予報はアテにならん!と花咲神通力によって再び奇跡を起こそうとしております。
さてさて、今日はちょっと変わった壁面緑化(?)の話を。
世の中に富士見坂なる坂がいくつもある。
その名の通り、富士山が望める坂だったのでそんな名前がついたのだろう。
でも最近は高層ビル・マンションの建築によって富士山の見えない富士見坂が増えているらしい。
たしかこの前チラリと見たテレビでは荒川区日暮里あたりの富士見坂が「最後」の富士見坂である、というようなことをやっていた気がするので、もはやシーラカンス的な価値を持っているのかもしれない。
(未確認情報なので間違っていたらゴメンなさい)
これは豊島区にある富士見坂。
この坂がスゴイ。
まるで札幌大倉山スキージャンプ台のような長くて勾配のキツイ坂道なんであります。
ここは一方通行なのでタクシーなどでこの道を上がってくると、そのまんま「離陸」するのではないかと思うくらいだ。
自転車であれば気をつけて下ることもできるが、誰か突然飛び出してきたらば一巻の終わりなのでそんな無茶にスピードを出すこともできない。
そんな坂道のほぼ頂上にこのお宅はある。
向かって右が富士見坂で左が日無坂となり、それを分けるようにそのお宅はたたずんでいる。
敷地の先端がご覧のように尖っているので、以前から気になっていた。
気になっていたのはその敷地の形だけではない。
家を覆わんばかりにツタが生えているのだ。
横(富士見坂側)から見たって窓なんか見えやしない。
屋根もかろうじて瓦が見えるけど、油断したらアッというまにツタだらけになってしまうだろう。
このお宅は木造なのでおそらく瓦の下あたりからツタが家の屋根裏あたりまで侵食しているのではないかなと想像する。
びりびりっとツタをひっぺがそうにも、ツタには吸盤のようなもので家にシッカリとしがみついているので、ツタを力任せに取り除こうとすると壁ごと崩れかねない。
しかもアサガオのように一年で枯死してしまうといったことはなく、年々生長を続けるのだ。
甲子園のツタを思い出してもらえれば、あれだけ大きな壁を覆うツタの威力は分かってもらえるだろう。
このお宅の人はツタを歓迎しているのだろうか、それともホトホト困っているのだろうか。
それは分からない。
ツタなので、紅葉はキレイだと思う。
でもそんな呑気なことを言っていられないだろうなぁ。
2 件のコメント:
何日か前に、ワイルドな家のフィカスが登場した時、これがつただとどういう事になるのだろうと思っていたところだったので、今回のトピックはロケーションも相まって、興味深いというか、恐ろしいというのか...
憧れの'アイビーリーグ'どころではありませんね
匿名さん
コメント有難うございます。
改めて植物の力に驚かされてしまいますね。
竹が家の床を突き抜けたなんて話も聞きますし。
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