
変わり者はどの世界にもいるものである。
この前見掛けたのは小さな鉢に入った植物。
全体に白くて細かい毛が生えていてフワフワした印象を受ける。

ラベルを見ると
うさぎのきもち
やさしい気持ちありがとう
うさぎの赤ちゃん
とある。
???
なんだ?うさぎ?気持ち?赤ちゃん?
全体のイメージからすると言いたいことが分からないでもないけど、ひとつひとつのパーツ(単語)に分けてみると全く意味不明である。
ハートマーク、ピンク色のラベルというあたりから柔らかい何かをイメージしているのだろう。
実はこれは Kalanchoe eriophylla というもので、カランコエっていうのだからベンケイソウ科の仲間である。
多肉種であり、その太った葉っぱに細かな柔らかい毛が生えていて、それがウサギの耳を連想するということなのだろう。
別の面白いものも見た。

触る癒し系 モフモフ
多肉植物 断崖の女王
癒し系?モフモフ?断崖の女王???
これも「?」連発である。
これは Sinningia leucotricha といって、ジニンギアというイワタバコ科の植物である。
別名を ブラジリアン・エーデルワイス もしくは 断崖の女王 というらしい。

同じ植物を店頭に並べるにも、ありきたりの名前よりはひとひねりあった方がインパクトがあるということなのだろう。
しかし色んなことを考えるよねぇ。

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