2010年6月10日木曜日

東西対決 エリゲロン
    
   
この花をご存知か?
   
デイジーのようなカワイイ花だ。
これはエリゲロン Erigeron というキク科の花である。
   
デイジーもキク科なので似ているというのも頷ける。
   
それにしても誰が名付たかエリゲロン。
エバンゲリオンに似てないわけでもない。
   
このエリゲロンはフツーの姿かたちをしている花なので特に目立たないが、その生命力が凄くて階段の隅の僅かな隙間に根付いたりする。
   
   
ロンドン郊外のお屋敷街を歩いていたら階段の隅に咲き誇るエリゲロンを見かけた。
なんともさまになっている。
ロンドンでさまになっているということはまるっきり洋風なのかといえばそうでもない。
    
    
東京で散歩をしていて、思いっきり昭和の香りのするお宅があった。
そのお宅は表通りに面しているが、緑が多くてなんとも良い雰囲気を醸している。
     
    
家に寄りかかるようにあるのはハツユキカズラだろうか。
そしてその足元にあるのがエリゲロンである。
こうやってみると日本家屋に何ら違和感なく溶け込んでいる。
    
そもそもエリゲロンって名前はモノモノしいけど、そんなに珍しいものではない。
誰にも馴染みのある雑草(野草)であるハルジオン Erigeron philadelphicusヒメジョン Erigeron annuus はともに学名をみれば分かるがエリゲロンなのである。
   
ああ~、ハルジオンとヒメジョンについては書きたいことが沢山あるのだけど、今日はやめておこう。
   
とにかく今日のところは エリゲロン、かわいいゾってことで。
  
    

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

エリゲロンももちろん可愛いけど
この昭和の香りのする家に惹かれます。
ひょっとして住んでいない?と感じるくらい家の前の緑が自然ですね。
このまま残してほしいです。

花咲ジジイ さんのコメント...

匿名さん

コメント有難うございます。

家も良い、花も良い。
・・・ということは、お互いが引立てあってその魅力を増しているのではないでしょうか。

逆にどちらかが欠けても味気ないというか。
不思議なものです。