20年以上振りに東京ディズニーランドへ行った。
なんと「仕事」でである。
ディズニーランドには色んなアトラクションがあって、色んなレストランがあって、色んなお土産屋さんがある。
まさに非日常の世界を楽しんじゃう夢と魔法の国なのだ。
ところが、もうひとつこのディズニーランドを盛り上げているとても重要なファクターがある。
お気付きだろうか?
それは植栽である。
ディズニーランドには様々な植物が植えられている。
それらは緻密に計算されて、然るべき意図にしたがってそこに必然として存在する。
どれも気まぐれでそこにあるわけではなく、すべて計算ずくだということだ。
花壇なんかもまるで絨毯のような芝生のど真ん中にミッキーの顔をした植栽が施してあったりするのをご記憶の方も多いだろう。
そういった気の利いたディズニーランド独特の植栽を見に行ったという訳である。
因みに上の写真でミニーの後方にある木々はオリーブね。
とてもここでその全てをご紹介することはできないが、ちょっとだけご紹介しよう。
この円柱形の刈り込みは何だ?
実はこれは最近何回か花咲ブログで書いたヒマラヤスギだ。
もうオリジナルの樹形なんかここでは関係ないみたいだ。
この四角い箱のような刈り込みがなされたものは?
これはマキである。
普通は玉散らし仕立とかいって丸いポンポンになるような刈り込みは伝統的にあるが、四角く刈り込むというのはなんとも斬新である。
ではこの鏡餅のような刈り込みは?
これはカイヅカイブキである。
これも花咲ブログで何回か書いたなぁ。
これもかなり手がこんでいる。
因みに右手にある四角い刈り込みはシラカシだ。
ではではこの素晴らしい樹形のものは?
♪この~木なんの木気になる気♪ と聞こえてきそうな樹だ。
これはタブ。
さすが夢と魔法のワンダーランド。
すべてが あり得ない~ と驚きの声があがりそうなくらいユニークで個性的だ。
このように植栽を見て回ることを目的として行ったので、およそ5時間位滞在して乗ったアトラクションは蒸気船マートゥエイン号のみ。
70分待ちです なんて言われただけで並ぶ気が失せてしまい、平日だというのに溢れる人を見ていたら人酔いしてしまって早々にオウチに帰りたくなってしまった。
もうこういう雰囲気を楽しめない心の荒んだイヤな大人になっちまったのかなぁ・・・・。
2 件のコメント:
ディズニーランドの建物や庭などの色彩感覚が優れているといって、カラーコーディネートの講師が生徒を見学に連れていくというのを聞いたことがあります。私もいくつか写真をみたりしてそう思いました。
行列に並んだり、人がわんさかいるところが苦手なので、あまり行きたいとは思いませんが、建物と植物の構成は興味があります。
ひるがおさん。
コメントありがとうございます。
そんなんですよね、TDLは知る人ぞ知るって場所のようなんです。
行列や混雑はファミリーやカップルなら気にならないものなのかもしれません・・・。
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