イギリスのお庭ってステキよねぇ、バラなんかこうからんじゃったりして・・・・
なんて話を良く聞く。
同様にイギリスでは
おー、ジャパニーズガーデン、とってもラブリーでぇす、鯉カープが池に泳いだりして・・・・
と言ったとか言わなかったとか。
ともあれ互いに無いものねだり というか、他人の芝が青く見える もののようである。
頭の中に一旦構築されたイメージってかなり根強いというのも分かる。
英国人に限らず西洋人は概して日本庭園に一目置いているといえる。
でもそれはどんなイメージなのかと言えば、例えば竜安寺の石庭のようなものだと思われる。
砂利、枯山水、錦鯉、赤い太鼓橋、灯篭、飛び石・・・・と色んなエレメントが彼らの頭をかすめるのだろう。
同時に日本らしい典型的な植栽というのもあるだろう。
ツツジ、マツ、ギボシ、タケ、ササ・・・
でもなんといっても認知度、人気、普及率など色んな面で抜きん出ているのがカエデ Acer palmatum であろう。
英国のガーデンセンターなんかにいくとご覧のように Japanese Maple と のぼり が立つくらい目立つように陳列されている。
カエデについているタグ(ラベル)を見てみると ACER といかにもオリエンタルな字体で書いてあり、オマケに金閣寺のような清水寺の五重塔のような建物の絵までついてジャパニーズな雰囲気を盛り上げている。
こういうのがウケるわけである。
日本でも イングリッシュ~ といって売っているものは案外コレに近いのではないかと思ってしまうがどうだろうか。
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