ロンドンで見かけた印象に残った光景のひとつに都会の緑と赤があった。
カフェでは赤いパッケージを模したコンテナにボックス(ツゲ)をただ入れたものが店の看板の色とシンクロして良い雰囲気を作り出していた。
さらにはこのコンテナにはキャスターがついていて簡単に移動できるような工夫がなされていた。
おそらく開店とともにどこかから引っ張り出してきて、閉店とともにしまうのだろう。
なかなかのグッドアイディアである。
これはもっと大型のコンテナでグレーに塗った金属のフレームで囲った赤い木の板で出来たしっかりしたもの。
オリーブの木がコンテナの真ん中にあって回りをラベンダーが囲んでいる。
これが幾つか連続で店先に並んでいるのはかなり壮観である。
そしてこれは安っぽい木のテーブルに安っぽい赤い椅子。
注目すべきは店の前にふたつ置かれたポット(鉢)。
これもボックスというシンプルなものだが、これが対になっている。
真っ赤なベンチも同じく対になっている。
これがいわゆるシンメトリーな演出というやつである。
ベンチ、ポット、シンプルな植栽・・・・ とどれをとっても対して驚くべきことがないのだが、なんとなく目を引く楽しさがあるのはこの配置の仕方と赤い色なんだと思う。
ちょっとした工夫次第で楽しくできるものなんだなぁ。
2 件のコメント:
赤と緑のコンテナ風景、日本でならビックリ、強烈~!と思うでしょうが何だかいい感じですね。
シンメトリーだったり周りがすっきりしていたり店舗前のスペースが広いなどの理由かも知れませんが学ぶこと多いです。
匿名さん
コメント有難うございます。
あと考えられるキーワードは「都会」ということでしょう。
都会ならではの組み合わせ、色あわせだと思います。
そうやって考えるとちょっとした所作にも色んな配慮が必要ですね。
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