実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年6月1日月曜日
ミント
とある雑居ビルの裏。
働いている人が休憩中に一服するのだろう。
灰皿に溢れんばかりに吸殻が置かれていた。
その脇にプランターが二基。
植えられたのはミント。
誰か園芸好きな人がいたのかなぁ。
プランターではミントがまぁまぁ元気に育っていた。
まぁまぁというのは見て分かるように葉がやや黄色くなっていたのだけど、良く見ると土はカッサカッサに乾いていて、しばらく水を与えられていないようだった。
しかしミントは強く逞しいので、黄色くなるくらいで堪えていて枯れてはいなかったのだ。
この強くて逞しいミントの特性は時として「厄介」になる。
なぜなら強すぎて逞しすぎて、他の植物を駆逐し、人間のコントロールが及ばなくなるから。
良かれと思って、地植えしようものなら野放図にテリトリーを広げて手がつけられなくなる。
しまったと思って、駆除しようと思っていも先だってのジシバリ同様地下茎で広がっていて、ほんのちょっと地下茎が残っていただけでまた元気に再生してくる。
でもミントはハーブとして人気があるから、増やして売れば良い商売になるかもね。
挿し木で簡単に増えるし、育てるのは簡単だし、強いし、ほぼほぼ元手がタダで商売になるかも。
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