実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年6月23日火曜日
植物は逞しい
ポピーを見に河原に出掛けたときのこと。
ガードレールの前にあったのは三尺バーベナ、いわゆるバーベナ・ボナリエンシス。
土手ではなく、コンクリの隙間に根を張っていた。
ちょっと分かりにくい写真だけど草丈も1.8メートルくらいはある。
実は僕はこれを探していた。
土手ではなく、園芸店で。
自分が管理している花壇に欲しかったのだけど、色んな園芸店で尋ねてみたものの結局見つからなかった。
一年草としてみるようで、確かに自分の管理する花壇で昨シーズン育ったものを一縷の望みを託して短く剪定して様子をみていたのだけど、春になってもそこから芽吹くことはなかった。
こぼれダネにも期待して、雑草と間違って抜いてしまわないよう、雑草もそれと分かるまで放置しておいたがこれもダメだった。
こういうときはネットショッピングもアリだ。
以前、ネットで苗を買ったことがあるけど、きちんと梱包されて思った以上に(?)ちゃんと届いた。
ネット検索してみるとたいていは「売り切れ」で、あったと思ったら1ポット300円くらいに対して送料が800円以上したので、今シーズンは縁がなかったと諦めた。
でもこんなところに、誰かがタネを撒いたり、苗を植えたり、世話をしているわけでもないだろうに、ずいぶん元気に育っているものだ。
なんか皮肉な感じ。
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