実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2020年6月7日日曜日
川
日曜日なのでちょっと脱線してしまおう
東京に暮らす者として身近な川は多摩川、隅田川、江戸川、荒川などが代表的。
川は海と違う心地よさがある。
河川敷で草野球に興じる人たち、ランニングする人たち、犬と散歩する人たち、寝転がる人たち、どこかのんびりして良いんだなぁ。
そしてその風景。
背丈ほどに伸びた草たち、町工場、高速道路、夕焼けに切り絵のように浮かぶ富士山、どれも川ならではの風景。
さらに風。
川面を渡る風はどこか爽やかで気持ちが良い。
そんなこともあって川は好きだなぁ。
ロンドンに流れるのはもちろんテムズ川。
東京の川と異なり、ものすごく蛇行している。
以前、このテムズ川沿いに住んでいたことがあった。
早朝からボート(漕艇)の練習の声が聞こえてなんともイギリスらしかった。
川沿いのパブで外にあつらえられたベンチに座って飲むビールは格別だった。
今、このコロナの一件があって、今後はこれまでのように自由に異なる国々を往来することが難しくなるのではないかと思っている。
そうするとテムズ川沿いを歩いたり、ビール飲んだりなんてことも叶わなくなるのかな、なんて考えていたら、無性に悲しくなってきてしまった。
早くコロナ騒動が鎮静化し、これまでの日常を取り戻せますように。
そんな願を掛けるべく近所の神社にいっても手水鉢の水は止められ、柄杓もなく、参拝するとき鳴らす鈴の鈴緒も撤去されてしまっている。
頼む、早く日常に戻ってくれい。
それまでの間は多摩川あたりを散歩しようではないか。
ごめんね、支離滅裂で。
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