たくましき商魂2
これは何の実でしょうか?
緑のものはちょっと縞模様が入っているし、熟したものは鮮やかなオレンジ色をしている。
さらにはクルクルに巻かれたツルも見える。
ウリ科の何かであるのは容易に想像がつくだろう。
そう、これはカラスウリであります。
しかし、このカラスウリの実をどこで見かけたかというと、それはナントお花屋さんであります。
お花屋さんの店先にカゴがあって、その中に入れられて売られていたのであります。
そう ディスプレイとして置かれていたのではなくて「売られていた」のであります。
ひとつ50円で。
これにはいささかビックリした。
去年の12月4日の花咲ブログにて たくましき商魂 としてご紹介したのは松ぼっくりが一個30円で売られていたというものだったが、これはその上をいく。
カラスウリの方がサイズ的にも小さいし、松ぼっくりよりも日持ちしないと思う。
なのに一個50円ってのはなかなかスゴイと思った。
ちょっと気になって店員さんに聞いてみた。
「どこかから拾ってくるんですか?それともどこかから買ってくるんですか?」
「市場から買ってくるんです」
へぇー、市場ではカラスウリの実なんてのも売っているのかぁ。
松ぼっくりが一個30円、カラスウリが一個50円・・・。
この前集めてきたドングリなんかもやりようによっては良い値で売れるんではないか、と思わずソロバンをはじく花咲ジジイでありました。
2 件のコメント:
ほんと商魂たくましいと思うけど
私の友達は昨年の日比谷ガーデンショーでカラスウリの蔓を2本¥500で買って大喜びでした。今年私は近くの堤防沿いの木に巻きついているのをいっぱい取ってきてびっくりさせようと思っています。
それとも何処か売りに行こうかな~。
匿名さん
コメント有難うございます。
「商魂たくましい」ってのは、ちょっとしたシャレでして、むしろカラスウリ50円、松ぼっくり30円で売っているのを見て「オカシイ」とか「高い」とか「どこにでも手に入るのに・・・」などあまり疑問に感じないことのほうに問題の本質があるような気がします。
買う人がいるから売るわけで。
わざわざ松ぼっくりやカラスウリを採りにいく手間をお金で買っているのでしょうね、恐らく。
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