場所はインド。
インド西海岸のリゾート地 ゴア である。
海岸沿いにはヤシの木なぞ茂っていてなんとも南国リゾート的な雰囲気である。
インドは場所にもよるが概してモンスーン地域に属していて、雨季がある。
雨季以外にも一般的に気温も湿度も高めである。
それはランにとっては快適な場所なのである。
話を進める前に言うと、ランには大きく2種類ある。
ヒマワリなどのように地面に根を張るタイプ。これを地生ランとよんでみよう。
この例として ハチラン というのを花咲ブログ2010年1月18日に取り上げているので見てみて欲しい。
これに対して、地上の何かにひっついて生きるタイプ。これを着生ランとよぶ。
英語では epiphyte という。
この epi- というのには 上 という意味がある。
phyte は 植物 という意味なので、併せて土壌以外のものに着生する植物ということになる。
着生ランの根は空気中から酸素、栄養分、水分を吸収しているということになる。
どんなものに着生するかといえば、通常は高木の枝や、岩場などになると思うのだけど、インドのゴアで見たやつは電線に着生していた。
電線から栄養分や水分を吸うわけではないので、何に絡まろうが関係はないのだけど、これはなかなかユニークだと思う。
さて、そんな訳でひょんなことから3日間に渡ってお届けしてきましたラン小話、いかがだったでしょう?
普通のラン講釈とは異なる花咲ジジイ的ランの話を心がけてみたつもりだけど、少しでも興味を持っていただければ何よりです。
植物とは関係のない 脱線ブログ 花咲的モノ話 も始まったようなので併せて花咲ブログをよろしくお願いします。
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