都内のビルの谷間をぼんやり歩いていた。
ビルの谷間のためか昼間だというのにあまり日が差し込まない。
何気なく目をやった花壇(植え込み)がなにやらキラキラと光っていた。
海であれば波頭輝くさまと似ている。
植え込みにあるのはオオムラサキツツジとサツキという、ありふれた植栽だったのだがなぜか息をのむほど美しかった。
レンブラントの絵画のようといえば大袈裟だろうか。
レンブラントの絵画のようといえば大袈裟だろうか。
何でだ??
なぜと言えばそこにだけ光がさしていたからだ。
でも、太陽の光とは雰囲気が違う。
光源をたどってみると、それは大きなビルの窓ガラスに太陽の光が反射したものだった。
それが日陰のなかのツツジたちを浮き上がらせてかくも幻想的な美しさを醸していたのだ。
カメラ撮影でレフ板を使うと良いですよ なんてことをよく聞くが、そのことがとても良く理解できる出来事だった。
都会でも美しい情景というのはあるものだ。
2 件のコメント:
レンブラント展、今ちょうど開催中ですね。連休中は混むでしょうか・・・(^_^;)。
一筋の光が射しこんでそこだけ浮き立つように輝いているさまは、神々しく思える時すらありますね。静かに輝くいい写真だなと思いました。
余談ですが、高層ビルの高層階からは、雲間からの“天使の梯子”が、街の一箇所だけを照らして、そこだけが輝いている様子が見える時があります。
じゅんぺいさん
コメント有難うございます。
ご無沙汰しています。
天使の様子・・・ 心に留め置いておきたいと思います。
どうぞ良い連休を
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