「今年のサクラも終わってしまったなぁ」 なんて感慨に耽っていたところ、なんのまだまだ頑張って咲いているサクラがあった。
散ってしまったといっているサクラはいわゆるソメイヨシノである。
サクラというのはバラ科サクラ属 Prunus を指していて、原種、交雑種など全部でン百という数のサクラがある。
そしてそれら様々なサクラたちは時期を変えて次々と咲いていく。
一年を通してなんらかのサクラが咲いている、なんて話も聞いたことがある。
サクラ=ソメイヨシノ というのは早計であると知るべし。
シダレザクラの咲いている斜面を見ていたらば、様々な木々が新芽を吹いているのが分かった。
緑がなんというか、黄緑色というか、明るい緑色なのである。
これが世に言う新緑ってやつだろう。
新緑が目に優しい とか言うが、それはこの春のカラッとした澄んだ空気のもたらす太陽光線と、それに反射する若い緑の具合のことを指しているのだろなと思う。
新緑は色が明るく、そして柔らかい。
まさに生まれたてなわけで、赤ちゃんの産毛のようなかんじだ。
これが徐々に青味を増して、葉も硬くなっていく。
人間も植物も一緒だな、こうやってみると。
樹形がとても美しいケヤキだ。
ケヤキの葉もケヤキらしからぬ明るい緑色をしている。
1年のうちで今の時期だけの期間限定の姿なので是非今のうちに目に焼き付けておくと良いと思う。
で、明日はそんなケヤキについての新たな発見についてであります。
1 件のコメント:
きれいですねぇ。。ほんと心が癒されます。いつも素敵な写真をありがとうございます。
人も植物も一緒。。みんなひとつにつながってるんですね。。☆
コメントを投稿