2018年4月13日金曜日

ケヤキの花

ケヤキの花がたくさん、分かりますか?

黄色:オスの花 赤色:メスの花

今しか見られないもの、たくさんある。

そのひとつ、ケヤキ。

街路樹としてとてもポピュラーで珍しく感じないかもしれないが、その花はどうだろう。

ケヤキの花を明確にイメージできる人はそういないと思う。

ケヤキは樹高20メートルをゆうに越すデカイ図体のわりには、花は拍子抜けするくらいに小さい。

たまたま枝が手の届く高さにあったので手繰り寄せて見てみる。

枝の元のほうに咲いている花と、先端に咲いている様子が異なることに気付く。

黄色で囲った元に咲いているのはオスの花、赤色で囲った先端に咲いているのはメスの花。

ということでひとつの枝にオスとメスの花が別に付いているのだ。

オスは花粉を生産し、雌しべに届けたら役割を終える。

メスは受粉後に結実して秋になったら種子散布する。

そんな流れのプロローグがまさに今の時期に見ることができるのだ。

3つの異なる観察会を計画しているけど、このケヤキの花を見るにはやや遅いかもしれない。

旬の足は早いのだ。

GWにはそれなりにまた別に見るものがあるのでご安心を。



0 件のコメント: