ケヤキの花がたくさん、分かりますか? |
黄色:オスの花 赤色:メスの花 |
今しか見られないもの、たくさんある。
そのひとつ、ケヤキ。
街路樹としてとてもポピュラーで珍しく感じないかもしれないが、その花はどうだろう。
ケヤキの花を明確にイメージできる人はそういないと思う。
ケヤキは樹高20メートルをゆうに越すデカイ図体のわりには、花は拍子抜けするくらいに小さい。
たまたま枝が手の届く高さにあったので手繰り寄せて見てみる。
枝の元のほうに咲いている花と、先端に咲いている様子が異なることに気付く。
黄色で囲った元に咲いているのはオスの花、赤色で囲った先端に咲いているのはメスの花。
ということでひとつの枝にオスとメスの花が別に付いているのだ。
オスは花粉を生産し、雌しべに届けたら役割を終える。
メスは受粉後に結実して秋になったら種子散布する。
そんな流れのプロローグがまさに今の時期に見ることができるのだ。
3つの異なる観察会を計画しているけど、このケヤキの花を見るにはやや遅いかもしれない。
旬の足は早いのだ。
GWにはそれなりにまた別に見るものがあるのでご安心を。
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