一般的に申し上げて都会には土地が少ない。
都内を散歩していると様々な珍風景に出会う。
人によってはどこが珍なのかピンとこないと思うけど、僕にとってはとっても珍なのであります。
まず植物が育つためには根を張らねばならない。
根が植物の身体を支え、必要な養分や水分を吸い上げる。
さらには呼吸だってしているのだ。
一般的には植物の身体の大きさに見合った根を張る必要がある。
それは容易に想像できるでしょ。
ところが都内を散策しているとこの当たり前の常識を根底から覆す光景に出会うのだ。
例えばこの大きなビワ。
オレンジの実もすでになっているでしょ。
建物の2回の窓を完全に覆っているので高さは4メートルくらいあるかな。
このビワが植わっているのがなんとも狭い植え枡。
幅こそ1.5メートルくらいあるけど、奥行き50センチくらい、深さ(高さ)だって50センチあるかないか。
よくまぁこんなところでこんなに大きく育ったものだ。
まぁ植物とて座して死を待つようなことはなくて、彼らも生きようと必死なのだ。
自分が死んでも子孫は残そうというのは自然の摂理か。
だから実をたくさんつけているのかな?
このテーマで真剣にカメラを持って都内を歩けば1冊の写真集ができると思うが、そこまでやる気もない。
ふと気楽に出掛けた散歩で見かけたド根性植物をちょっとだけご紹介しようと思う。
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