3月。
寒さもずいぶん緩んできた。
この前、とある仕事先に向かって歩いていたら小さな春を見つけたよ。
草むらのなかに紛れていたそれは、ツクシンボ。
春っぽいねぇ~
なんだかツクシンボってカワイイ感じがするけど、この仕事に携わるようになってツクシンボの見方が変わってしまった。
つまりツクシンボは厄介な雑草スギナだということ。
普段は敵とみなしているやつの一部なのだ。
スギナは種で増える植物ではなく、シダのように「胞子」で増える植物。
ツクシンボはその胞子を飛ばすために出現する胞子体なのだ。
乾燥した日にタイミングが良ければ、ツクシンボの先を指でポンポンと叩くと胞子がフォアッと飛ぶのが見られる。
杉の木が花粉を飛ばすのと似ている。
そういわれてみると、花粉症の現況はスギやヒノキだと言われているけど、ツクシンボから放たれる胞子も一因である可能性はある。
なんたってサイズが小さくて軽くて飛ぶんだから。
まぁそれはそれとして、春めいてきましたよってことで。
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