支柱に頼らずにアジサイを自立させる方法。
実は、先日仕事で群馬県の渋川に出掛けた。
地域を花で飾ることに力を入れているようで、道路の中央分離帯に圧倒されるほどのアナベルが咲いていた。
こんな場所でひとつひとつ支柱を施すわけにはいかない。
いわば放置なのだけど、だからといってそれほど大きな問題にはなってなさそうだ。
つぶさに見れば確かに倒れそうになっているけども。
まず第一に沢山の株がまとまっているので、それぞれがお互いに支えあって支柱の役割をしているのではないか、ということ。
あと自分が今回の件で思うのは「剪定」について。
僕は冬に地面から30~40センチ程度まで、強めに剪定している。
これは花壇そのものがそれほど大きいわけではないので、株を意識的に小さくしておきたいということによる。
その剪定した株から春になって新芽がでて、あれよあれよと大きくなる。
その年に出た芽が成長した茎は緑色をして柔らかい。
前年以前の茎は茶色く木のようになっていて硬い。
いわば木化しているのだけど、これが支柱の代わりというがアジサイが自らを支える工夫ではないかと思ったわけだ。
なので来年は地面から80~120センチくらいで剪定してみようかなと思う。
すると茎の硬い部分が増えるので、もうちょっと踏ん張れるのではないかな、と。
分からない、やってみなければ。
何事も「やってみなはれ」なのだ。
時間はかかるけど、それが園芸上達の王道であると思う。
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