これまで時折お知らせしてきたサルビアレウカンサ。
捨てられそうだった苗を「かわいそう」と救ってきてここに植えたのはもう4~5年位前だろうか。
株は順調に大きくなり、ご覧のようになったが、これまで花が咲いたことがなかった。
一番は植えた場所の日照の問題がある。
あまり日が当たらないのだ。
とくにサルビアの花が期待できる秋頃からは終日ビルの陰となる。
これまでもやっと花芽がついたと思っても、今度は雪に降られて枝が折れたり、寒風にさらされ葉っぱがチリチリになって枯れたりして、どうにも上手くいかなかった。
今回も最初の花が咲いたのは昨年の秋頃だったことは当ブログに書いた。
その後もパーッと全開とはならず、いわば不発状態が長く続いた。
よく見ると全ての枝先に花芽はついていたのだが、それが開かずに3ヶ月くらい経った。
そして最近、春めいて気温が上がってきたことと、季節が進んで一日1~2時間程度ではあるが日に当たるようになった。
するとどうだ。
ご覧のように待ってましたとばかりに花が咲いたではないか。
サルビアレウカンサの花を楽しむにはちょっと変な季節ではあるが、とにかく咲いている事実は事実。
申しあげたように咲かない咲かない、来年こそは、と思いつつ数年が経過したなかで、こうやって咲いた様子を見ると感慨深い。
花芽をつけるために短日処理をしたり、雪の予報で対策を施したりしたことが報われた気分だし、これを通じて本で読むだけでは得られないない貴重な体験(勉強)ができたと思う。
経験に勝る勉強はないと思う出来事でありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿