2018年11月20日火曜日

サルビアの花を咲かせたい(後編)

花の咲く気配のまったくないサルビア

案外暗くならない保冷素材

アルミホイルは完全遮光

わははは、見よ、花芽だぞ!!

サルビアが咲かない。

どうしてなのだ?

理由を考えてみた。

サルビア・レウカンサは短日植物ということにたどり着いて、ハタと膝を打った。

このサルビアが植えられている場所は商店街のような場所で夜な夜な明かりが絶えない。

短日植物とはある一定の日の短さ(正確には夜の長さ)を感じ取って花を咲かせる植物たちのこと。

ところが四六時中明かりに照らされてる場所では夜を感じることができずに花芽をつけられないのではないかという仮説を立てた。

ではどうやって夜を与えるか。

植物たちはどこでこういった日の長さ、夜の長さを感じているかといえば「葉っぱ」で感じている。

なので葉を覆って闇を作り出せればいいのでは?

ところがサルビア・レウカンサは草丈が1メートル少々、さらに幅もあるので段ボール箱を被せるわけにもいかない。

そこで保冷でよく使う銀色のシートで覆ってみた。

ところがこれが見た目ほどに遮光性がないことがわかった。

透かしてみるとスケスケに明るい。

で、どうしたか。

アルミホイルで葉を一枚一枚覆ってみたのだ。

もちろん葉っぱ全部を覆うわけにはいかない。

ざっと30枚くらいかな。

結構地味な作業で、これを夕方5時くらいに施して翌朝9時くらいに取り除いた。

たった一晩だけ。

で、その効果は・・・・

見てください、ちゃーんと花芽が付いたのだ!!

やってみるもんだなぁ。

面白いなぁ、試行錯誤って。

奥深いなぁ植物って。

またひとつつまらん経験を通して学んだぞ。

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