東京ではサクラの開花宣言も出されて一気に春が押し寄せてきた感がある。
ホンのちょっと前まで、エラく寒かったくせにあれよあれよと気温も上がり、色んな花が咲きはじめ、新芽・新葉も吹きはじめた。
ここの季節の進み方は本当に早くて、ちょっとちょっと待ってよ~!と言いたくなる。
寒い冬がようやく峠を越えて花が咲き始めたのであれば、それらをひとつひとつ確認し、そして愛でたいではないか。
でもここのところが一気に加速して進んでしまうので、確認して愛でる暇がないのだ。
サクラに話題がさらわれがちだけど、身近には本当に色んな花が咲いている。
その一つが今日のトサミズキ Corylopsis spicata
黄色の房状になった小さな花がぶら下がっているのをよく見るでしょ。
これも油断したらアッという間に花は終わってしまうのでお見逃しのないよう。
この手の頭を垂れた花は是非手で持ち上げてその顔をよく見てあげて欲しい。
雄しべの先端についたオレンジ色の葯(花粉の入った袋)が特徴的ではないか。
花が終われば実がつく。
タネがこぼれ落ちて役目を終えた抜け殻の実もしつこく枝にしがみついていた。
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