四角いサクラ 2018年3月 |
四角いサクラ 2016年3月 |
ご無沙汰しておりました。
なんでかというと、いわゆるひとつの確定申告ってやつです。
期限前にはもちろん提出できたのだけど、なんとも毎年慌しい。
思い出されるのは2011年3月11日。
あの日、まさに確定申告を提出するために税務署に向かっていたときに大地震が起きたのだった。
あれから7年も経ったのかと思うと感慨深い。
さて、確定申告を提出した後にカメラ片手に向かったのは、すぐ近くにあるサクラの木。
このサクラがなんとも気の毒なのだ。
ガッシリとした櫓型の支柱が施されているのだけど、この支柱にサクラがガッツリと食い込んでいるのだ。
あーあー、こんなの本当に可愛そうと気付いたのは2年前に確定申告を提出しに行った帰りのこと。
あれから誰も気付かず今に至ったのだろうか。
支柱は相変わらずで、サクラが生長した分だけ食い込みが激しくなっている。
四角いメロンなら聞いたことがあるけど、四角いサクラなんて洒落にならない。
もしこの支柱を今取り除いたら・・・・
たぶん、支柱が食い込んだ痕からポキッと風が吹いたときなどに倒れると思う。
あるいは食い込んだ痕から腐朽していって枯れると思う。
すなわち、もう支柱なくしては生きていけない身体になってしまったのだ。
気の毒としか言いようがない。
これは人間の無関心、無責任の所業だと思う。
この前書いた、ユリノキの件もそう。
やっときゃいいんだろ的な、樹木も生き物であるという感覚が完全に欠落している。
こういうのを見るたびに悲しくなる。
そして腹が立つ。
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