都内でときどき見かける街路樹剪定。
色んなスタイルがあるので、見かけるたびに時間が許せば足を止めて見入ってしまう。
街路樹はトウカエデ。
幹はそれほど太くないが、樹高10メートルちょっとの木に二人が登っている。
樹高10メートル超といっても、細い枝(一年枝:直近1年間の成長分)がピョンピョンと伸びているのを含めての話で、この一年枝をすべて切って8メートル程度に収めようというわけだ。
基本的に昨シーズン(前回)切った場所で切る。
それでは丸坊主なので、そこから適宜細い枝を数本残す。
というのが今回のパターンのようだった。
この細い枝を残さず、毎年同じ場所で剪定するだけのパターンもある。
いずれも前回剪定した箇所を基準にするので簡単。
あまり思考せず、機械的に作業を行う。
街路樹は、樹形を美しく云々というよりは、作業スピードが最優先となる。
さらに作業をする職人さんの熟練度合いの問題もある。
思考せず機械的に行う剪定であれば、さほど熟練していなくてもある程度の経験があれば作業ができる。
毎回同じ箇所で剪定をするので、そこが盛り上がってコブのようになる。
そんな街路樹見たことあるでしょ。
決して樹木管理の理想ではないけど、実務的にはいたしかたないのかも、などと思いながらいつも見ている。
てきぱきとスピード重視で剪定する |
だいたい前回と同じ場所で切る |
出来上がりはこんな感じ |
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