ちょっと前のことだけど。
とある建物に張り紙がしてあった。
なんだ、なんだ?
近寄って見てみると・・・
「シクラメンが消えてしまいました。返却してください」
なんと、誰かがここからシクラメンの鉢を持ち去ったらしい。
なんと不届きな、けしからん奴がいたものだ。
という一方、改めて日本は安全・平和な国だなとも思う。
往来に置いてあるものが基本的になくならない。
ドトールで席に荷物を置いてトイレに行っても、荷物はなくならない。
早朝のドラッグストアの前に積み上げてある配送された荷物がなくならない。
これが日本以外の国であればどうか?
まぁ、そのへんに深入りするのは本ブログの主旨とは異なるのでやめておく。
往来にはみ出るように植木鉢を置いてあるのを良く見かけるけど、これは単に飾る場所がないだけではなくて、「キレイな花が咲いたので皆さん見てくださいよ」という気持ちもあるんではないかと思うのだ。
なんというか、お裾分けの一種といえば良いだろうか。
それは皆さん性善説になりたっているのであって、「往来に出すと盗られるので誰にも見せずに自分一人で楽しむ」なーんてなるのはなんとなく寂しいではないか。
救いがあるとすればこの張り紙を見た「鉢を持ち去った人」が良心の呵責に苛まれて元あった場所に鉢を戻すことだろうか。
この張り紙は11月27日なので、その後どうなったのか機会があれば確かめに行きたいと思う。
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