キンモクセイの香りも漂うになり、秋の気配であるけども、必ずしも良い香りばかりではない。
思わず「くっせー」と声に出してしまうのはギンナン。
これを良い香りという人はなかなかいないと思う。
でもこれはこれで間違いなく秋のニオイだと思うんだよね。
ギンナン拾いをして・・・というには、あまりに小粒だし、貧弱。
ニオイだけはイッチョマエだけど。
商売用のギンナンは、ちゃんとギンナン畑があって、それを目的に育てていると聞いたことがある。
ゆえに粒が大きく、味も良いらしいのだ。
確かにこうやってみるとギンナンの大きさはサクランボの種くらいの大きさだもんね。
ヨーロッパでもこの黄金色の黄葉が美しいので最近各地で植えられるようになったけど、それらは概してオスの木ばかり。
イチョウは雌雄異株といってオスの木とメスの木は異なる。
ギンナンがなるのはメスの木ゆえ、ギンナンが不要であればオスのイチョウを植えれば問題解決。
ギンナンを食する慣習のない人たちにとっては、あのニオイは不快以外の何者でもないものね。
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