緑色と鮮やかなオレンジのコントラストが目を引く。
こんな植物、散歩をしていて道端で見かけませんか?
これはショウジョウソウ Euphorbia heterophylla
ブラジルなど南米原産だけど、最近日本もブラジル並みに暖かく(暑く)なったせいか、あちこちで普通に見かけるようになった。
オレンジ色の部分は良く見れば分かるけど葉っぱ(正確には葉ではないのだけど)の基部。
花びらのようで、実は違うのだ。
学名 Euphorbia が示すようにトウダイグサの一種で、花は地味ながら小さく僕の指の先に幾つかかたまって見える。
トウダイグサの仲間ってことは、そう、ポインセチアの仲間でもある。
そうやってみると花の付き方だとか、苞の色づき方など似ているね。
種小名 heterophylla は hetero と phylla に分けて考えられる。
hetero とは「異型の」「異なった」という意味で、phylla は「葉のような形をした部位」を指している。
ポインセチアもこのショウジョウソウも色の付いた葉のようなものは苞と呼ばれていて葉とはちょっと異なる。
そんなのが名の由来かな、なーんて考えてみるとスジが通る。
なかなか強い植物なので、アスファルトの隙間などでも元気に育っているし、現に今日撮った写真は駐車場で車にギュウギュウ押されていたけどとっても元気だった。
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