2014年11月9日日曜日

木に登るべし


最近、まったく木に登ってないなぁ・・・。

色んな大切なことを忘れつつあるのでは、とフト不安になる。

機会を作って木に登って、身につけた技術と知識が錆びないようにしないと。

暑い夏もどうやら去って、これから暫くは木登りのシーズン。

暑さばかりでなく、毛虫やスズメバチなどの厄介な奴らも冬の間は気にならないし、落葉樹であれば枝ぶりや樹形が分かりやすくて登りやすい。

そろそろ木に帰ろう。

2014年11月8日土曜日

オススメ放送大学


夜、歯磨きをしながらテレビをボーっと観ることがある。

昨晩、歯を磨きながらたまたま観ていたのは放送大学。

やってるなぁー、というのはもちろん知っていたし、たまに観ては「ハハーン」などと頷いていたりした。

しかし昨晩観たのは「植物の科学」というもので東京大学の塚谷教授が講師だった。

植物の発生・成長(5)という講義だったけど、これがスゴクためになった。

放送大学とは当たり前だが大学レベルの植物の話が聴けて、とても刺激的だった。

そもそも僕はサラリーマンからこの道に歩みを変えた人間なので、大学時代にこういう授業はまったく受けたことがない。

そんなこともあってか、「そうかぁー」「なるほど、なるほど」の連続だったわけだ。

普段知っていることも、改めて専門家の説明を受けると、自分の知識がより強固なものに補強される実感がある。

放送大学ゆえ、タダでこのような充実した講義を受けることができる。
なんちゅー素晴らしさよ。

この授業はすでに昨日が第6回目。

今まで見逃したことが心底悔やまれる。

残りはビデオに録ってでも全部観ようっと。

因みに毎週金曜日23:15~24:00です。

偶然とはいえ、とても良い番組を見つけちゃったなぁ。

2014年11月7日金曜日

たかがドングリ、か?


岐阜県のりんご畑で男性がクマに襲われて亡くなったという不幸なニュース。

最近こういうニュースをよく聞くようになった。

クマは冬の間の食料が少なく気温が低い間は冬眠をする。

そのために今の季節は栄養を蓄えておく必要がある。

彼らが主に口にするのはドングリなどの木の実。

ところが最近の温暖化や天候不順によって、ドングリの出来が悪いのだという。

クマの餌となるブナ、コナラ、ミズナラなどのドングリが凶作で、とくに今年はブナがまったく実をつけない「大凶作」、コナラ、ミズナラも大凶作に近い「凶作」なのだという。(日本経済新聞)

こうなると、熊たちは餌を求めて人里近くまでやってくる。

リンゴ畑のリンゴはもちろん美味しいし、食料になるので今回のような悲劇がおきた。

クマが悪いのか?

いや、クマは悪くないでしょ。

彼らとていわば被害者。

逆に化石燃料を燃やして、環境を軽んじた結果のツケがこうやって回ってきているのかもしれない。

たかがドングリではすまされない。

たかがドングリに多くの生態系が依存し、影響を受けていることを我々はもっと意識しないといけない。


2014年11月6日木曜日

温暖化を憂う


朝晩冷え込むようになってきた。

秋本番も目前だろうか。

暦の上では線は引けても、実際の季節の線引きにはなかなか難しい面がある。

僕が小学生の頃は11月といえば間違いなく秋だったと記憶しているが、最近は温暖化の影響なのか11月といっても秋らしからぬ陽気だったりして調子が狂ってしまう。

植物たちもその辺は感じ取っているようで、紅葉のシーズンも年々ずれこんできている気がする。

9月23日の日経新聞には
「紅葉見ごろクリスマスに!? 2050年、温暖化の影響」
という記事があった。

紅葉、あるいは黄葉のメカニズムには温度の影響が大きい。

なので温暖化によって紅葉がクリスマスにずれ込むかもというのは、あながち絵空事ではない。

一方、黄葉以外、例えば開花などについては、日の長さ、言い換えれば夜の長さが植物ホルモンに働きかけて作用するので温暖化との影響は紅葉がずれこむのとちょっと違う気がする。

それにしてもクリスマスならまだマシで、以前は年明け、正月ころに紅葉という記事も見たことがあるので年内に紅葉が見られれば良いという時代もやってくるかもしれない。

季節感もへったくれもなくなってしまうよね。

俳句なんかやっている人はこのあたり本当に困っているのではないでしょうか。

神宮絵画館前の銀杏並木もやや色づき始めていた。

でも本格的な黄葉までにはまだまだかな。

毎年恒例の神宮外苑いちょう祭りは11月15日~12月8日まで。

ほら、すでに12月もいちょう祭り圏内なんだよ。



2014年11月5日水曜日

秋の植物観察


代々木公園がやっと再開したよ、という話。

これにはもちろん伏線があるのでありました。

そう、子供たちとの植物観察イベント、「自分だけの植物図鑑を作ろう!!」<秋の植物たち>を今月30日に開催の予定です。

11月30日ともなればさすがにもう蚊はいないでしょ。

安心して参加していただければと思います。

秋の回は、紅葉・黄葉がキレイだし、落ち葉やドングリを拾ったりして毎回とても盛り上がるのであります。

付き添いの大人も是非童心にかえって、こどもたちと一緒に東京の秋を満喫していただきたいものであります。

詳細は以下の通り。

小学生対象ですが、大人で参加したい人は親戚などの小学生を「ダシ」にして参加してください(笑)。

*開催日時:11月30日(日)10:00~12:00
*場所:代々木公園
*対象:小学生
*定員:20組(先着順、定員になり次第締切り)
*参加費:3000円(教材費、保険など含む)

お申込・お問合は event@hanasaka-engei.com まで。

2014年11月4日火曜日

代々木再開

10月の日本経済新聞

11月になって朝晩冷え込むようになってきました。

そろそろ蚊も姿を消す頃でしょうか。

そう、ずっと気になっていたのがデング熱騒ぎで閉鎖になっていた代々木公園のこと。

ご存知のように子供たちとの植物観察を代々木公園でやっているので、この閉鎖のニュースは気がかりだったのだ。

ここまで閉鎖が長引くとは思っていなかった。

語弊があるといけないけど、ちょっとやりすぎではないかという気がしないでもない。

テレビで殺虫剤をこれでもかと噴霧する様子をみていると、他の生態系への影響はないのだろうか?と心配にもなる。

ああいう映像や、この長期間にわたる閉鎖は一種のパフォーマンスではなかろうかと訝しくもなる。

だって根本解決にはなってないでしょ、薬剤散布だって、公園閉鎖だって。

蚊は早晩死に絶えることも分かっていたわけだし、ちょっと騒ぎすぎだったのではないかな。

でもそれで新たな感染者が出ると責任問題にもなったりすので、上記のような対応をせざるを得ない面も理解できる。

となると今の社会構造そのものに問題があるということになる。

付和雷同から脱して、自ら思考し行動することこそがこういうときに最も大切だと思うんだけど。

ともあれ、公園が再開してよかった。

2014年11月3日月曜日

福岡いいところ


連休最終日は仕事です。

日帰りで福岡へやってきました。

前回来たのは今年3月でしたので、約半年振りとなりますでしょうか。

講演会場は西南学院のキャンパス。

英国からわざわざ運んだというレンガがとても良い風合いを醸していました。

ごらんください、この青空。

良い季節になりました。

建物前で大きく育ったソテツも、いかにも南国といった風情。

2年前の大旅行で鹿児島で立派なソテツが沢山あったことを思い出しました。

西南学院大学手前には福岡の名門、修猷館高校があってコーフンしました。

ここ、実は知る人ぞ知るラグビー名門校。

ここなのかぁ・・・と思わずちょっと震えてしまいました。

さあ、明日からまた心機一転頑張ります!

2014年11月2日日曜日

日曜放談 11月02日


まずまずの秋晴れの日曜。

世間は3連休なのかな。

天気が良かったので秩父宮に行ってきた。

絵画館前のイチョウもぼちぼち色づき始めてきていた。

ラグビーは慶應・明治と早稲田・帝京。

4校ともここまで全勝の好カードとあって、秩父宮はかなりの人出だった。

簡単な感想をいうと、もはや帝京を止めることができる大学はないのかな、という帝京の突出した強さが印象的だった。

身体つきからして違うんだもの。

FW8人中100キロに満たないのは97キロのフランカーが一人だけ。

皆ムキムキのゴリゴリでコンタクトスポーツにおいてのアドバンテージが試合をやる前から歴然としている。

しかし栄枯必衰の理ではないが、いつか帝京の牙城を崩すチームも出てくるのだろう。

でもしばらくは帝京時代が続きそうだ。


昨日神戸であった日本とマオリ・オールブラックスの大敗を見ても、日本ラグビーのあり方と根本から考えなきゃいけないような気もする。

2019年のラグビーワールドカップ日本開催は果たして成功するのだろうか?

来年のラグビーワールドカップで日本は一勝以上あげることができるのだろうか?

明るい材料が乏しいなぁ・・・

テニスで錦織君があれよあれよと登りつめたように、日本ラグビーの発展を祈ってやまない。


2014年11月1日土曜日

五所神社の木々③


通りを隔てた五所神社のお向かいにもただならぬ巨木があった。

これは史跡にもなっている「明神の楠」というもの。

かつて五所神社がもっと広大な敷地を持っていたときに、手前の川で禊をおこなって、このクスノキの下を通って神社に参拝していたのだという。

言わば参道に植えられていたクスノキだったわけだが、現在はこのクスノキ1本のみが残っているらしい。

そしてこのクスノキは根回り15.6メートル、樹齢800年以上という堂々たるものなのであります。

樹齢に比して樹高はそれほどでもないが、それは落雷があったり、台風で折れたりなど、何らかの障害がおきたからに違いないと思われる。

しかしそれにしても立派なのはその根回り。

15.6メートル!!

昨日書いた五所神社の御神木クスノキの2倍くらいある。

写真で見ても分かるように、かなり不自然なほどに根元が肥大していて「トックリ」のようだ。



幹には割れ目があったり、それなりに腐朽がすすんでいるようだけど、枝ぶりや葉の様子を見る限りではまだまだ衰えは見られない。


割れ目には小さな祠があったりして、単なる樹ではなく、神々しさがプンプンと漂っている。


すごいよねぇ、樹木ってのは。

だいたいこの場所から動かずに800年もいるってんだから。

平安から鎌倉に移り変わった頃からでしょ。

そこからずっと生きてきて、その変遷を体感してきているんでしょ。

SFドラマを地でいっている感じだもの。



2014年10月31日金曜日

五所神社の木々②


昨日ご紹介したイチョウは言わば前座のようなものだった。

主役はこちら。

御神木のクスノキであります。

これは本当にスゴイ。

以前この神社の前を通過したことがあった。

生憎、その方の車に乗せていただいていたので、木を見たいからといって車を停めてもらうわけにもいかず。

なので今回はいわばリベンジといったところ。

その神社を通過したときに「なんだ??このデカい木は?ただものではない!」と背筋がゾクゾクしたものだが、その感覚は間違っていなかった。

ただものではなかったのだ、ホントに。

樹高36メートル、胸高周囲8.2メートル、樹齢約600年というシロモノ。

サイズや樹齢では昨日のイチョウに負けている部分もあるけど、その勇壮なる姿には惚れ惚れさせられるばかり。

これぞ巨木ってカンジ。




どんなアングルで撮ったってカメラに収まらないんだから。

巨木を見るたびに思うのは、写真に撮るものではないということ。

あくまでも瞼に焼き付けて、胸に刻むものなんだろうなぁ。

デカイ、スゴイ、これは間違いないけど、蒲生の大楠にはやっぱり及ばないかなぁ。

でも樹齢やサイズだけでは測れない「キャラクター」というものがそれぞれの古木、巨木にはあるんだよね。

それが魅力だなぁ。



2014年10月30日木曜日

五所神社の木々①


湯河原にある五所神社。

この前を以前通ったときに、やけに大きな木が鬱蒼としているなぁと思った。

でもそのときには足を止めてゆっくりする暇がなくて気になりつつも通り過ぎるしかなかった。

先だって、その気になっていた神社にどういうものがあるのかジックリ見る機会があった。

凄かった、この五所神社。

まずこのイチョウ。

説明看板によれば、樹高25メートル、胸高周囲8.8メートル、推定樹齢800年!!


堂々たるものであります。

よって湯河原町指定天然記念物となっている。

町指定であって、国指定ではないのが残念だけど、国指定にもひけはとらないのではないかと思われる。

一番上の写真で分かるようにイチョウにしては樹形がやや乱れている。

平成23年の台風で一部の枝が折れて危険なため、かなり大胆な剪定が行われたようである。

なので本来の樹形を保てていないのはちょっと残念。

木が一方向に傾いているのを、逞しい支柱が支えているのが分かる。
樹木の状態としてはあまり良くないということが分かる。

でもこの幹周を見てくださいよ。

ごっつい、太い!

これは立派ですよ。

傷つきながらも威厳を保っているといったカンジ。

黄葉したら凄そうだなぁ。




2014年10月29日水曜日

キノコ


普段このブログで書いているのはいわゆる「種子植物」であります。

広い意味での植物には種子植物以外にはシダ、コケ、藻類、菌類、細菌類などがある。

実は最近あることがキッカケとなって、菌類すなわちキノコに興味が出てきました。

種子植物とて完璧に理解しているわけではないながらも、次なるフィールドはキノコかな、と思っている。





キノコはキノコ独特の生態、ライフサイクルなどがあって、イチから勉強しないと種子植物の常識がそのまま通用するなんてことはない。

実は身近に色んなキノコがある。

興味はもっぱら食べられるか、否かというところに集中しがちだけど、実は樹木などとの関連でもっと深いものがあるのだ。

まずは分かりやすい図鑑などを手に入れて、日々身近なキノコから学習していこうかなと思っている。

 

2014年10月28日火曜日

中央分離帯


昨日書いたセイタカアワダチソウ。

侵略的外来種ってだけあって、タフでどんなところでも逞しく根を張っている。

例えば高速道路の中央分離帯にだってごらんのとおり。



黄色い花が無機質なハイウェイに彩を・・・・とも言えなくもないが、やはり厄介者は厄介者。

これだって放置できないだろうし、刈り払い機で草刈したとしても、そのまま放置できないのでかき集めて・・・、となるとかなりの手間であります。

いやぁ大変だ。

2014年10月27日月曜日

侵略的外来種


今もっとも元気のある雑草。

おそらくそれはセイタカアワダチソウ Solidago altissima だと思われる。

こんな黄色い錐状になった黄色い花、アナタのオウチの近くでも見かけるでしょ。

最近学名にも解説を加えているけど、種小名 altissima には very tall つまり「とても背が高い」という意味がある。

単なるアワダチソウではなくて、セイタカアワダチソウ。

セイタカ=背が高い

おおっ、つじつまが合うではないか。

では背がとくに高くない、普通のアワダチソウもあるのかといえば、「ある」のであります。

それはアキノキリンソウ Solidago virga-aurea なるもので、属名は Solidago で一致している。

でも背が高くないわけではなく、70~80センチくらいにはなる。

なので和名がアキノキリンソウ、「秋のキリン(麒麟)ソウ」なんだと思われる。

名前を観察ポイントにおくというのも結構興味深いことが分かって楽しいものだ。

さてこの前の日本経済新聞で気になる記事があった。

『住民避難で進まぬ手入れ 福島・富岡駅に茂る外来種』(10月21日)
セイタカアワダチソウがはびこって、生態系に大きな影響を与えはじめているらしい。

侵略的外来種ともされるセイタカアワダチソウ。

なかなか手強い相手であります。

2014年10月26日日曜日

オオカメノキ


今日は赤城自然園にて観察会。

秋晴れの日曜日ってだけあって、関越自動車道は大変な賑わい&混雑。

標高およそ600メートルの赤城自然園では紅葉がぼちぼちと始まっていました。

秋の花、秋の実、秋の葉などを見ながら参加者の皆様とゆっくり歩きました。

今回の参加者は年齢幅がとても広くて、下は6歳、上は82歳!!

かなり長いこと植物観察会をやっていますが、6歳と82歳が同時参加したのは恐らく初めてのことだったと思います。

話す内容や、歩くペースなどに気をつけながらあれこれと観察しました。

その後の自由散策中に写真の植物が出てきたのですが、悔しいことに名前が出てこなかった。

葉っぱはかなり大きくて、大人の手のひら以上あります。



写真は撮らなかったのだけど、冬芽がウサギの耳のようになっていてとても特徴的でした。

家に戻って早速調べてみると、どうやらオオカメノキ Viburnum furcatum のよう。

学名を見て気付いた方はスルドイ。

そう、昨日ご紹介したガマズミも Viburnum でしたね。

ということはガマズミもオオカメノキもとても近い仲間ということ。

さらに種小名 furcatum にはpainted(色塗られた)dyed(染められた)という意味がある。

何が色塗られ、染められたのかは一目瞭然でしょ。

恐らく本来はもっと鮮やかに紅葉するものだと思うけど、これはこれでかなり素敵。

まだまだ勉強が足りないなぁ。

オオカメノキとパッと出てくるようにならないと。

2014年10月25日土曜日

みずみずしいガマズミ


鳥たちに食べてもらえるように色んな実が目立つ季節であります。

前回のムラサキシキブはちょっと珍しい紫色だったけど、やはり圧倒的に多い実の色は赤でしょう。

しかし一言で赤といってもいろんな赤がある。

くすんだ赤、みずみずしい赤、際立つ赤、地味な赤・・・などなど。

今日ご紹介するガマズミ Viburnum dilatatum は赤い宝石のような輝きがある。

鳥にしてみればいかにも美味しそうに見えるのではないだろうか。

ガマズミというのも不思議な名前で可愛らしさは感じられないが、この実を見るともうちょっとカワイイ名前をつけてあげても良かったのではないかと思う。

因みにガマズミの学名をみれば属名は Viburnum だからして、オオデマリやサンゴジュと同じ仲間ということになる。

さらに種少名 dilatatum には spread out という意味があり、「広がる」というのはどの辺のことを指して言っているのだろうか。

花や実はいわゆる散房花序という付き方をしているから、そのあたりかな。



散房というところにすでに「散」という字が入っている。

散、これすなわち spread out 。

たぶん当たっているんではないでしょうか。


2014年10月23日木曜日

疑ってかかってみるべし


実りの秋。

色んな色の実がなっている。

圧倒的に多いのは赤い実。

それは何故かといえば、鳥たちに食べてもらってタネを遠くへ運んでもらいたいから。

なので、植物それぞれ目立つ工夫をしている。

紫色の実というのもある。

代表的なのがその名もムラサキシキブ Callicarpa japonica でしょう。

本当にキレイな紫色の実をつける。



ハテ、ムラサキシキブは何科だったっけ・・・?

そう思ってネットで一番上にでてきたwikipedia を見てみたら、なんと「シソ科の落葉低木である。」と言いきっている。

そうかぁ・・・と一瞬騙されそうになったけど、「絶対にシソ科ではない!」と心の底で誰かが叫んだ。

改めて調べてみたらムラサキシキブはクマツヅラ科 Verbenaceae であると分かった。

そうそう、そうでした。

どうしたってシソ科じゃないものねぇ。

シソ科は茎の断面が四角で、葉が対生で、毛があって、花が左右相称で・・・

何事も疑ってかかることは大切。

特にwikipediaは、本当にアテにならないので、参考に留めておくのが正しい使い方。

というか、自分の中にモノサシを持つことが大切なんだなぁとつくづく感じた今日のムラサキシキブの話。

ムラサキシキブがクマツヅラ科であることは、もう一生忘れることはないでしょう。

そういう意味ではwikipediaに感謝。

2014年10月22日水曜日

気の早いやつ


良い天気が続いていたと思ったら、冷たい秋の雨。

明日はさらに気温が下がって、しかも雨なんだそうで。

やっぱりスカッと晴れたほうが気分が良いよね。

さて、秋たけなわということで散歩に出てみたらば、秋を飛び越えて気の早いやつを見つけたよ。

写真を見ただけで、これが何だか言い当てられた方はかなりのもの。

だって基本的に葉っぱしか写ってないでしょ。

このベルベット状の葉の様子、そして小さなツボミの様子を見て、さらに持てるだけの想像力をぶつけてみると答えがでるのではないでしょうか。

正解はミツマタ Edgeworthia chrysantha 

ご存知のようにミツマタが花を咲かせるのは3月ころ。

もうツボミをつけてんの??とちょっと驚きであります。



これからもう少しツボミは大きくなっていくけど、3月まで5か月もある。

準備が良いというか、気が早過ぎるんじゃないのと思わずにはいられない。

それとも異常気象で、来月くらいに咲いちゃったりして・・・・

季節感も何もあったものではない。

2014年10月21日火曜日

キリと鉄パイプ


昨日書いた神楽坂の話の続き。

その la kagura にあったキリをよくよく見ていたらば、ある異変に気付いた。

幹の根元近くでその異変は起きていた。

写真を見て分かるだろうか?

そう、木の幹に鉄パイプが飲み込まれていたのだ。

しかも一本ではない。

別方向からくる鉄パイプが2本、それぞれゴックンと飲み込まれている。




こういう現象はプラタナスでは結構頻繁に見かけるけど、キリでは初めて見た。

こういう飲み込み現象は概して樹皮が薄い木で起きやすいというが、キリも樹皮が薄いのだろうか?

ここまでいくと、鉄パイプはそのまま取り除かない方が良いだろう。

もはや鉄パイプの周りに木の細胞が取り囲んで一体化しているので、無理に取り除くとそこは「裸状態」になって腐朽菌などが入り込むだろう。

というか、ここまでガッチリ飲み込まれていたらば、鉄パイプの除去は無理だと思うけど。

しかし、木の生命力、逞しさ、そして環境適応性には感心させられるよね。

ショッピング目的というより、このキリ目的で la kagura に行ってみてはどうでしょう?

一見の価値はあると思うよ。

2014年10月20日月曜日

いざ神楽坂


都内でも人気のエリア、神楽坂。

そこについ最近オープンした商業施設が la kagu であります。

もともとは新潮社の角にあった倉庫のような建物を改造したもので、わりとこじんまりとした施設であります。

ただ、立地がずば抜けて良い。

東西線の神楽坂駅を出て目の前。

どどーんとそびえるカンジなんであります。

階段が続いていて、メインの建物に行けるようになっている。

そして階段には大きなサクラと、大きなキリがそれぞれ植わっている。

たしか僕の記憶だと、前からここにこのようにしてあったもので、それを利用して周囲に階段を築いたのだと思う。

しかし見てみると、かなり大胆な剪定が施してある。

樹勢に配慮してというよりも、往来を行く人たちに la kagu という建物を見やすくして、導引するためにスッキリ剪定したのではないかと思われる。



つくづく人間は勝手だね。

まぁ、キリは生命力旺盛なのでスグに元通りに茂って、関係者を落胆させることと思うけど。

実はこのキリをつぶさに見ていたら驚くことがあったのだ。

それは明日のお楽しみということで。

お近くに行かれた際は、この la kagu だけでなく、近くには隈研吾が関わった「赤城神社再生プロジェクト」で有名な赤城神社も歩いてスグ。

さらには僕がいつもコーヒー豆を買っている「緑の豆」も5分程度。

ぶらぶらするには楽しい場所であります。