2018年5月2日水曜日

休眠

黄色く、べっちゃり、ぐったり

さっぱり、すっきり(この後、さらに葉が枯れたので除去)

昨年クリスマスの頃に頂戴したシクラメン。

最近、あれよあれよと葉っぱが黄色く萎んでしまった。

その進み方は本当に早くてビックリした。

これはシクラメンが休眠期に入ったということ。

枯葉をとりのぞいて、水やりを停止し、しばしベランダの奥の日の当たらない風通しの良い場所で休ませることにした。

園芸的にはそれまでの話だけど、シクラメンのこの習性を自生地をイメージして考えてる面白い。

シクラメンは直射日光ガンガンというところではなく、森のなかにひっそりと自生しているのではないだろうか。

冬の間花を咲かせて活動するのは、頭上にある落葉樹が葉を落として程好い日射量があるからではないか。

それが春になると頭上の落葉樹も新芽を吹いて、木陰を形成するようになる。

そうなるとシクラメンにまで十分な光が届かない。

つまり、シクラメンは他の競争相手が休んでいる間にせっせと活動して、ライバルが春になって元気になる頃にはやることをやり終えて休眠するのではなかろうか。

これはカタクリなどの山野草で早春に花が咲くものにも共通していると思うのだが、どうだろう。

賢い奴らである。

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