植物にとって日当たりはとても大切という話。
ご覧の鉢植え、何か気付きませんか?
植えてあるのはブラキカムというキク科の花だけど、花が咲いているのは鉢の半分側に集中しているでしょ。
半分には花が咲いていない。
日当たりの良いベランダなので、全体に日当たりと言う意味では「公平」だと思われた。
しかし、この状況を見て、盛り上がって山のようになった草姿の「南斜面」は日当たり良好で花が咲いていて、「北斜面」は日当たりが十分でないので花が咲かないのではないかと思い当たった。
そこでこの鉢をグルッと180度回転させて南斜面と北斜面を入れ替えてみた。
その後10日程度経って見てみると、それまで花の咲いていなかった北斜面側にも花のつぼみが沢山つきはじめていたのだ。
へーーー
こういう経験をすると日当たりの大切さはもちろんだけど、日当たりの良い場所だから大丈夫っしょ、という安易な発想は誤っていると分かる。
こういう鉢は定期的に少しづつ回転させて、鉢全体にまんべんなく日が当たるように工夫するのが吉だと言えるのだ。
繊細だねぇ、植物たちは。
2 件のコメント:
前回に続いて
花咲ジイジの洞察力、お見事!
これだから 植物は止められない。
洞察ってほどでもない、当たり前なことなんでしょうけど。
小さなことに感動できる「単純力」はあるかもしれません・・・
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