寒波襲来。
確かに最近の関東地方はかなり冷え込んでいる。
その深刻さを物語るのが、この出来事。
とある場所で面倒をみているサルビア・レウカンサがある。
別名、メキシカンセージともいうのかな。
紫色の穂状の花が咲く潅木、もしくは多年草。
それがある日、見てみたら葉がちぢれていた。
まるで長い間、水やりをしなかったかのように。
上の写真が16日。
まだ葉の一部はシャンとしている。
その3日後。
葉のほとんどがチリチリにちぢれてしまった。
もうこうなると処置なしである。
低温障害、つまり凍傷にかかって組織が壊死してしまっているので快復の見込みはない。
これから花をたくさん咲かせてもらおうと思っていたのに・・・・
こうなると根元近くで剪定して、あとは来年度また新たに頑張ってもらうしかない。
低温障害といっても侮れないことがよく分かるでしょ。
この場所は夏場はそれなりに日が当たるのだけど、冬はほとんど日が当たらない。
加えてビル影になっていて冷たい風が吹く。
そこに持ってきての寒波なのでこんなことになってしまった。
もちろん植物には耐寒性のあるものと、そうでないものがある。
それは「自生地がそもそもどこなのか」ということで推し量ることができる。
メキシカン・セージってくらいだから、南米、メキシコでしょ。
そりゃ暖かいイメージである。
そうなると、ある程度の寒さに耐えたとして、寒波のようなシャープな冷え込みには弱いというのも頷ける。
うまく言えないけど、寒さにはモワッとした寒さと、刺すようなシャープな冷えがあるでしょ。
雪は前者、霜は後者ってイメージだろうか。
とにかく、ここで紫色の花をたくさん咲かせてもらうという目論見は今年は断念せざるを得ない。
残念。
2 件のコメント:
葉がこの状態でも地際で切っておくと、
春には多分また新しい芽が出てくると思うのですが、
捨てないで様子を見てやってくださいね。
時々街中でも見かけますね、この状態
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