2017年1月25日水曜日

プラントサポートあれこれ

ドーム型

自立しづらい植物を支えるプラントサポートにはいろんなものがある。

イギリスはそのあたりがとても充実している。

ドーム型のものは、予め植物の上に被せておいて、この間を縫って植物が育つ。

ふたつの鉄のピースを合わせて使うタイプは、ある程度植物が大きくなっても、挟むように使えるので便利。

金属ではなく、ヤナギやハシバミなどの枝を使ってプラントサポートとするものもある。
植物がまだ育ちきっていない5月ころだと、「これは何?」と異様に思うかもしれないけど、夏を過ぎたあたりから馴染むし、その真価を発揮する。

面白いのは金属のプラントサポートが錆びていること。

これもツヤツヤ、ピカピカの鉄だとちょっと興ざめなんだけど、良い塩梅に錆が浮いてるのが庭に良く馴染むのだ。

だから店先でもわざと雨の当たる場所に置いてあったりする。

こうやって見ると、日本でよく見かける緑のビニールを巻いた支柱を使ったプラントサポートや、古新聞をまとめるときに使う白いビニール紐を使って植物を束ねるのは、どれだけ景観や雰囲気を害しているかが分かる。

逆を言えば、ほんのちょっとの工夫で庭の見栄えはグッと変わってくるのだ。

半分づつに分かれているタイプ。ふたつ合わせるようにして使う。

使用例

カバの枝などを使ったプラントサポート

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