ドーム型 |
自立しづらい植物を支えるプラントサポートにはいろんなものがある。
イギリスはそのあたりがとても充実している。
ドーム型のものは、予め植物の上に被せておいて、この間を縫って植物が育つ。
ふたつの鉄のピースを合わせて使うタイプは、ある程度植物が大きくなっても、挟むように使えるので便利。
金属ではなく、ヤナギやハシバミなどの枝を使ってプラントサポートとするものもある。
植物がまだ育ちきっていない5月ころだと、「これは何?」と異様に思うかもしれないけど、夏を過ぎたあたりから馴染むし、その真価を発揮する。
面白いのは金属のプラントサポートが錆びていること。
これもツヤツヤ、ピカピカの鉄だとちょっと興ざめなんだけど、良い塩梅に錆が浮いてるのが庭に良く馴染むのだ。
だから店先でもわざと雨の当たる場所に置いてあったりする。
こうやって見ると、日本でよく見かける緑のビニールを巻いた支柱を使ったプラントサポートや、古新聞をまとめるときに使う白いビニール紐を使って植物を束ねるのは、どれだけ景観や雰囲気を害しているかが分かる。
逆を言えば、ほんのちょっとの工夫で庭の見栄えはグッと変わってくるのだ。
半分づつに分かれているタイプ。ふたつ合わせるようにして使う。 |
使用例 |
カバの枝などを使ったプラントサポート |
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