2013年5月25日土曜日

プライベートガーデン


ロンドンも東京も世界を代表する大都会。

もちろん人口密度は高く、家賃だってお安くない。

戸建てに憧れるのは、イギリスも日本も変わりがない。

しかし現実問題として、ロンドンのド真ん中で戸建てなんてのは夢のまた夢だし、そもそもあまり戸建てを見かけることはない。

チェルシーとか、グロスターあたりでは大抵は1800年頃に建てられたいわゆるビクトリア朝時代の高級アパート。

これはこれで目の玉が飛び出るくらいのお値段がするものだ。

お家は立派でも、残念ながらお庭がない。
だってアパートだもの。

ところがどっこい。

庭好きの英国人のそんな悩みを解決する秘策が、実はあったのだった。

それがプライベートガーデンというもの。

都会の高級アパートに住んでいて庭がないことを嘆く人に広く受け入れられている。

どういうものかというと、アパートをとりまく中心地にそこそこ大きな空地があって、ここが「庭」として整備されている。
そして周辺のアパートの住人にだけ庭に入るための鍵を渡されるのだ。

住人はここに好きな時に入って、芝生の上で寝転んだり、子供を遊ばせたりする。

鍵がなければ入れないプライベートな空間だけに、犯罪や事件に巻き込まれる危険性も低いというメリットもある。

専属の庭師がいて、常に整備されているというわけだ。

その代わり、制約もある。

例えば、「ボール遊び禁止」「自転車乗り入れ禁止」「犬の散歩禁止」「フリスビー禁止」「音楽やラジオなど騒音禁止」「個人的なガーデンパーティー開催禁止」とった具合。





まぁ公共の空間であることを踏まえれば常識的な範囲ではある
日本でも特定のマンションが私有の庭をもつということはありそうだけど、周辺の複数のアパートが庭を共有するという発想はないように思うのだけどどうだろう?



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

昨日は池袋でのトークショーにやっと行く事がで来ました。館林さんの真面目で誠実な人柄が出ていました。ダンナが居眠りしてて、声は掛けずに帰って来ちゃいました。真っ白なシャツにネイビーのブレザー、カッコ良かったです。

花咲ジジイ さんのコメント...

匿名さん

ナント!
トークショウにいらしてくださったのですか?!
有難うございます。

お声を掛けていただければ良かったのに・・・

これからも色んなイベントや講演をしてまいりますので是非お足運びください。

そして是非声を掛けてくださいね。