2009年12月8日火曜日

葉っぱの話
     

   
とても大きなタイトルを付けてしまったことをちょっと後悔している。
   
何故なら葉っぱにはその種類、役割、特徴などなど語るべきことが山ほどあり、とてもこの花咲ブログの1日分で語れるシロモノではないのである。
   
そこで、今日はさわりもさわり、軽~くサラリと流してみたい。
   
この葉っぱは何の葉っぱかお分かりでしょうか?
   
紅葉した真っ赤な色が美しい。
そう、これはナンテン Nandina domestica でございます。
   
今、ドウダンツツジも燃えるような赤い色を放っているが、それと双璧ともいえるだろう。
   
この葉っぱにはちょっとした特徴がある。
   
それは小さな葉っぱ(小葉)が幾つか集まって、あたかもひとつの葉っぱのようになっている。
これを複葉という。
さらにその小葉の数が奇数枚なので 奇数羽状複葉 という。
   
もちろん偶数羽状複葉の植物もある。
   
もう一枚の写真を見てもらおう。
   
これはなんでしょう?
    

    
そう、これはサンショウ Zanthoxylum pipieritum である。
これも典型的な奇数羽状複葉である。
    
ただナンテンとの大きな違いは、葉の色にある。
かたや真っ赤、かたや渋い黄色。
ナンテンはメギ科、サンショウはミカン科
   
いずれも気の利いた和食の店にいくとお皿の飾りとしてナンテンやサンショウの葉っぱがでてくることがある。
   
そこで 「これは複葉といってね・・・、しかも奇数でしょ・・・・」 なんていう話をすれば植物に明るいステキな人ということで一躍人気者になれること間違いナシである。
   
イヤ、うっとうしがられるか・・・・。
  
   

2009年12月7日月曜日

プチ発見のご報告
    

   
12月1日の花咲ブログで ケヤキは小枝に種をつけて、風に乗せて遠くへ飛ばす と書いた。
で、その日に見たケヤキの小枝には実はついていなかった。
   
それ以降、この話が気になっていて今日は小枝を幾つか拾って丹念に見てみた。
   
すると・・・・
   
ありましたよ!小さくて控えめな種が。
   
葉っぱが枝とくっついている分かれ目 (これを葉腋という、多分) にちょこんと一粒だけ付いていた。
   
他の枝も幾つか見てみたけど、やはりこの位置に、この数だけ付いていた。
    
この写真は実はヨコでお見せしたいのだけど、さっきからどんなに頑張ってもタテにしかならない。
ときどきこのブログはこうやって反乱を起こす。
ままならないというストレスで キーーッ となりそうになるので、あきらめてタテで公開することにした。
   
今日のような強風の日は彼らにとって絶好の旅立ちの日のはずである。
地面を見れば沢山ケヤキの葉っぱ付きの小枝が落ちているはずなので、是非ひとつ手にとってみて欲しい。
    
花咲ジジイもこのブログを通じて学ぶことがかなり多くて、例えばフヨウの雄しべの先っちょが5つに割れているのなんかは知らなかったし、ポーチュラカの雌しべがことごとく中心から微妙にズレた場所にあることなどブログネタを探しているうちに発見したことが沢山ある。
    
今日のケヤキの実も自分にとってはかなりの発見である。
     
ケヤキの実なんて知らなかった、実際。
   
こんなところに実ができるってことは、ここに花が咲いていたってことだ。
ケヤキの花・・・・ すぐにイメージが沸く人がどのくらいいるだろうか?
正直言って花咲ジジイも知らない。
  
来年の花の季節には目を光らせておいて花咲ブログでご紹介したいものである。
   
   

2009年12月6日日曜日

ヒイラギ Osmanthus heterophyllus
     

    
冬晴れ(もう秋晴れとは言いませんよね・・・)の日曜日、いかがお過ごしでしたでしょうか?
   
花咲ジジイはかなり早起きして汗をかいたりして、それなりに充実した日曜日です、今のところは。
   
さて、青空と対照的に白い花が咲いているのはヒイラギであります。
   
花は小さいけど、結構良い匂いがする。
   
これを見て何かピーンときた方は、花咲ブログをかなり読んでいただいている方ではないだろうか。
   
秋にキンモクセイについて書いて、その後にギンモクセイ、さらにヒイラギモクセイ・・・とモクセイ科の代表的なものについて書いてきた。
そして今日はその締めくくりとなりそうな ヒイラギ です。
   
まずモクセイ科という同じファミリーに属している。
そして、花の付き方がキンモクセイとかと似ているでしょ。
決定的なのが甘い香りだ。
   
ヒイラギとかヒイラギモクセイは葉っぱがトゲトゲしく尖っているので防犯に役立つといって生垣にも使われたりする。
   
チクチクする葉っぱに触れて、甘い香りをかいで、冬のヒイラギを堪能していただきたい。
  
   

2009年12月5日土曜日

イチョウ無情
    
   
朝散歩をしていて、とあるお寺の境内を通った。
   
そこではせっせとおじいさん(失礼!)がイチョウの葉っぱを片付けていた。
    
    
黄金色に輝くイチョウの葉っぱは本当に美しい。
これだけ沢山あると うわ~~い!! と言ってわっさわっさとイチョウの葉っぱを蹴散らしながら歩きたくなる。
   
イチョウはえてして大木になるので、落ちた葉っぱの掃除は結構大変である。
   
今朝見かけたこのおじいさんはたった一人で黙々と葉っぱと格闘していた。
   
葉っぱを 「み」 というオレンジ色の大きなちりとりのようなものにかき集めて東京都推奨(もう無いが)のゴミ袋にひたすら詰めていた。
   
やった先からまた別の葉っぱが降ってくるという、なんともあてどの無い作業である。
   
上の写真ではその大変さ、その虚しさが伝わりにくいかもしれない。
ならば、下の写真を見てみてくれ。
    
   
どうです?
    
なにやら同情を誘うような書き方をしているが、実は花咲ジジイはこのおじいさんを羨ましく思っているのである。
   
なんか非生産的な作業のように思われるかもしれないが、落ち葉掃除、雑草取りなどの単純作業は入れ込めば入れ込むほど心が「無」になって、ランナーズハイのようにドーパミンが出たりもして快感を感じうる作業であると思っている。
   
それは神と対話する行為といえば大袈裟か。
   
とにかく単純な作業でも頭をカラッポにして汗をかくと、また違ったものが見えてくるよ、というお話。
   
このおじいさんは何を思って落ち葉かきをしているのだろうか・・・。
  
  

2009年12月4日金曜日

ああ、たくましき商魂
        
10月1日の花咲ブログで クリのイガが1個210円で売っていた とかなりビックリしたことを書いた。
     
それから2ヶ月。
まったく同じ花屋さんの店先で、今度は松ぼっくりを売っていたのを見た。
  
1個30円!!
   
かなりインパクトがあるぞ、これは。
    
だって、松ぼっくりなんてそこらに転がっているでしょ。
   
それを1個30円で売ろうって発想がスゴイ。
しかも 白く塗ったものは50円であある。
     
興奮しちゃって、つい「である」が「であある」になっちゃったよ。
   
白く塗るなんて幼稚園の工作でもできるだろうに。
     
100歩譲ってクリを210円で売るのは分かる。
何故なら都内ではクリの木を見かけることも少なくなったので、気軽に拾ってくるわけにもいかないとは思うから。
   
しかし、松はちょっと散歩すればいくらでもある。
    
その気になれば幾らでも拾えるだろうに。
    
でも松ぼっくりの中にはお金を出してでも欲しくなるくらい立派なやつもある。
        
これがなんという種類だったのか今はド忘れしてしまって思い出せないが、世界で一番大きな松ぼっくりを付ける松のもの。
     
イギリスにいたときに植物園でこれを拾って部屋のオブジェにしていたことがある。
     
サイズはアメリカンフットボールのボールくらいの大きさ。
    
これが頭に落ちてきたら間違いなくあの世行きだと思われる。
この写真はこの前新宿御苑に行ったときに飾ってあったもの。
うやうやしくガラスケースに鎮座ましましていた。
      
これだったら1,000円くらいまでなら払っても良いような気がするなぁ。
   
    

2009年12月3日木曜日

柿と子供たち
     
       
この前、ある幼稚園の前を通ったら柿を吊るして干し柿をつくっていた。
   
空の高い秋晴れの日で、澄んだ空気の中を柔らかい日差しが柿を照らし出していた。
    
思わずカメラを向けたが、最大に望遠にしてもこれ以上は大きく撮れなかった。
あまり夢中になって園内に入ってしまうと、たちまち不審者になってしまうのでマズイ。
    
これをどうやって吊るしたのかなぁ・・・ と思う。
   
そりゃ紐を使ってでしょ って別に方法の話ではなくて、子供たちが皆でワイワイ言いながら干したのか、父兄がサッサッとやったのか、それとも「あとは吊るすだけ」的な干し柿キットを買ってきたのか、というその背景である。
  
10月17日の花咲ブログで みかんと子供たち という話題について書いた。
子供たちが収穫を楽しみにしているのでみかんを取らないでくださいね という内容だった。
    
イモ掘ったなぁ、田植えしたなぁ、みかん獲ったなぁ、カキ干したなぁ・・・・という子供のときの体験があれば、大人になってもフトしたときにそれを思い出して優しくなれると思うのだけど。
  
   

2009年12月2日水曜日

キ ク Chrysanthemum
   
   
まずお詫びしなければならないのは、今日ご紹介するイベントはすでに終了してしまっているという点。
「旬」をお届けする花咲ブログとしては、はなはだ不本意である。
   
しかも終了したのは11月15日ってんだから、半月も放っておいたことになる。
写真を撮ったのも11月15日。
    
暮れの忙しさに免じてお許しいただきたい。
  
これは新宿御苑で行われていた 菊花壇展 というもの。
  
色んなキクの種類を色んな仕立て方で見せてくれていた。
なんとも日本の伝統を感じさせる世界に誇れるイベントであると思うし、良い意味で古風なキク本来の姿を見ることができる。
    
以前書いたけど、日本国内で花の生産量トップ3は

①キク
②カーネーション
③バラ
   
で、キクは堂々の第一位である。
    
これはなんといっても仏花としての需要が大きいが、海外で育種されたいわゆるマムというのも最近は人気だ。
   
ポットマムとかスプレーマムとか聞いたことがあるでしょ。
    
キクの学名を Chrysanthemum(クリサンセマム)というが、ここからマムがきている。
   
しかしこの整然としたキクの列はスゴイ。
軍隊の行進のようであるが、とにかく一糸乱れずといった風情である。
   
ここには2種類のキクがある。
     
   
一文字菊というのは花びらが薄くて平べったいもので、菊の御紋のデザインの原型となっている。
   
そしてもうひとつは管物菊といってひとつひとつのキクの花びらが管のように丸まっているのが分かるだろうか。
   
で、この場所には一文字菊13品種97株管物菊13品種97株合計194株が22列も並んでいるというわけだ。
   
スゴイ!
   
どうです、実物が見たくなったでしょ?
    
たぶん毎年恒例のイベントだと思うので来年はタイムリーにお知らせしますね。
   
    

2009年12月1日火曜日

ゴージャスな ケヤキ
   
   
ちょっと紅葉の話が続くが、季節柄ご容赦いただきたい。
   
このケヤキを見て欲しい。
   
デカい! 恐らく15メートル以上はあると思われる。
   
勘のスルドイ方もいらっしゃるかと思うが、このケヤキは花咲ジジイが夏に 木が水を吸い上げる音を聞こうとして幹に抱きついたケヤキ なのである。
   
季節は巡って秋を迎えて、このケヤキも色づいてきた。
  
上の写真が11月06日に撮ったもので、下の写真は12月01日、すなわち今日撮ったものだ。
葉が全体に褐色になっているのが分かるだろう。
   
ケヤキってのはこうやってのびのびとデッカく育ててやるものだと思う。
樹形も美しいし、貫禄がある。
思わず ゴージャス!! と声が出そうになる。
   
ちょっとしたケヤキに関するトリビア。
ケヤキの葉はこうやって小さな枝ごと幾つかの葉っぱがくっついて散っている場合がある。
    
    
聞いた話だけど、この枝に種が付いていた場合に葉っぱごと風に乗って遠くに行く為の工夫なんだそうである。
そう思ってこの小さな枝と葉っぱを観察したけど別に種らしきものは見当たらなかった。
  
さて、12月。
気は焦るがこのケヤキのようにド~~ンと構えて2009年を笑って締めくくりたいものである。
  
  

2009年11月30日月曜日

トラ刈りケヤキ
     
   
とあるマンションの前を通りかかったらば、そこにケヤキがあった。
    
それがこの写真なのだけど何かお気付きでしょうか?
     
そう、木の上の半分は剪定してあるのだけど、半分はそのままの姿で残っているのだ。
       
何となく床屋さんで散髪の途中で逃げだしたみたい になっていると言えば分かりやすだろうか。
     
想像するに、道路側のケヤキは電線に触れるので、その部分を切ったのだろう。
   
でもこの高さであれば、恐らくプロの植木屋さんがマンション内の剪定のついでに切ったと思われるのだけど、なんでこんな中途半端なところで止めてしまったのだろうか?
   
予算不足か?
       
マンションの管理組合のオトウサンたちではこの高さには届かないと思うし。
      
隣との境界を越えているから、日が射さないから、電線に触れるから・・・ いろんな理由で都会の樹木は憂き目にあっているという話はこの前したばかりだけど、街路樹だけではなくマンションなどの植栽であってもこんな目にあってしまう木があるのだなぁ。
   
     

2009年11月29日日曜日

身近な紅葉
   

   
今日は冷え込みましたねぇ。
   
でもこの位寒いほうがピリッとして好きだな。
個人的には暑がりであるので、気持ちも良いし。
   
それはそうと家から駅に向かって歩いてると道端にドクダミを発見した。
   
ご覧のように葉が黄色褐色となんでもござれの色彩のオンパレードである。
これがまさにリアル・小さな秋見つけた ではなかろうか。
   
ジックリ見ればこの前25日に書いた紅葉の仕組み通りのことがここで起きているのだろう。
赤くなっている部分はアントシアニンが効いているのだろうが、それほど優勢ではなくそれが薄れてカロチノイドの黄色が盛り返し、それも失せて葉っぱの命を全うしたのが褐色へと変わり朽ちていくのであろう。
   
なんとも はかなさが伝わってきて胸がぎゅーっとなる。
   
ちょっと大袈裟か。
   
でもこうやって季節は巡っていくのだなぁ。
ドクダミは地上部は枯れても白くて逞しい根っこは地中で越冬して、春になるとまた元気に姿をあらわすはずである。
   
11月も明日限り。
そろそろ本格的な冬支度である。
  
   

2009年11月28日土曜日

トピアリー Topiary
    


    
この前出掛けた、とあるショッピングセンターに動物たちが沢山いた。

ネコ、ペンギン、ラクダ、リス・・・・

といっても本物の動物ではない。

ミズゴケのようなものを動物のようなカタチしてあるもののまわりに
ハツユキカズラ Trachelospermum asiaticum が這わせてある。
まだこれを作り始めてから日が浅いらしく、ハツユキカズラはそれぞれの動物の半分程度しか覆っていない。

ネコはまだチョッキを着ているようなカンジである。

これを見たときに あっ、トピアリーもどき!! と思って ブログネタになるなぁ と嬉々として写真を撮った。 

このときに僕の頭の中にはトピアリーとはツゲやイチイを刈り込んで動物などの形を作るものであると思っていた。 動物の形を作りやすくするために、金属のワイヤー状のフレームを使っているものもあるけど、このようにミズゴケを使ったようなものは 正統派トピアリーとは言い難いと思っていたのだ。それもハツユキカズラだなんて・・・

で、今日このブログを書くのにトピアリーとは何ぞや?というのを調べてみた。

すると、
トピアリーとは植物を人工的・立体的に形作る造形物
である、と定義してあった。

さらに、立体フレーム型トピアリーとして
動物やキャラクターの形をカゴ状に立体的に作り、これにツゲなどの樹木にかぶせて、はみ出した部分をフレームに沿ってカットするトピアリー
であると説明があった。

これがまさに僕が当初思っていたトピアリーである。

でもこのショッピングセンターで見かけたナンチャッテ・トピアリーは、特にナンチャッテではなく、これもひとつのトピアリーの形であると、この定義は教えてくれていることになる。

この定義をしているが、その名も 日本トピアリー協会 である。
色んな協会があるものだと感心させられてしまう。

日本トピアリー協会のHPをさらに読んでいたら上記のナンチャッテ・トピアリーはスタッフド・モストピアリーであると分かった。

もう12月目前。
トピアリーのネコ君はチョッキだけでは寒そうなので、早く全身をハツユキカズラが覆う日が来ることを願ってしまうなぁ。

2009年11月27日金曜日

小石川後楽園 vs 新宿御苑
    
紅葉の季節だけど、紅葉狩りといって遠出ができる人ばかりではあるまい。
    
中には 行きたいけど、忙しくてねぇ・・・ という人も結構いるはずである。
かく言う花咲ジジイもその一人で、気ぜわしいのとは裏腹に身体が一向に動かず、いたずらに時間だけが刻々と過ぎていく・・・というとてもマズイ状況である。
   
それはさておき。
都内にも紅葉スポットは結構ある。
   
今日、ご紹介する小石川後楽園新宿御苑も素晴らしい名園である。
    
     
小石川後楽園 はJR水道橋からでも、飯田橋からでも、アクセスは良い。
庭園のサイズも手頃で、回遊式庭園をゆっくり歩いて庭を堪能しても2時間もあれば満足感が得られる。
    
その後は水道橋の王将あたりで餃子とビールなんてのもオツなものである。
    
    
新宿御苑はいまさら説明の必要もないだろう。
とにかく広大なので、色んなアクセスができるし、園内にも見所が満載である。
   
その後は通り沿いのラ・ボエムあたりでビールとマリゲリータピザなんてのもオツなものである。
   
とにかく、言いたいことは都内と侮ることなかれ、ゆっくりと時を過ごすに値する名庭園がかなりあるゾ ということ。
かなり面白いサイトは 公園へ行こう! というもので、都内の色んな公園の情報が満載である。
この前出掛けた 日比谷公園情報 なんてのもあるし、この週末行き先に迷ったら要チェックだ!
  
   

2009年11月26日木曜日

愛の泉・・・
     

   
いよいよ今年もあと僅かとなってきた。
   
焦っております。色んな意味で。
   
この前銀座に出掛けたところ、ソニービルの脇 愛の泉 というチャリティのためのディスプレイがしてあるのを見かけた。
   
これは1968年から始まったものだということなので、ナントもう40年以上も年の瀬になるとやっていることになる。
   
高さ10メートルの壁面緑化がなされていて、赤い部分はシクラメンである。
   
緑の部分は・・・・ 思い出せない。
困った。確かに写真をとったときは ホホウ、シクラメンと×××ね と頭の中で確認していたはずなのに、いざこうやって思い出そうとすると忘却の彼方に、といったカンジなのである。
   
最近年取ったことを認めざるを得ない出来事がたびたび身の回りで起きる。
細かくは述べないが、困ったものである。
   
ソニービルの脇のこのスポットは頻繁に植物に関する色んなイベントをやるので、ブログネタ収集先としてはなかなか有難い場所である。
  
暮れなると、この愛の泉も社会鍋などチャリティを呼びかける動きが盛んだが、ああ もうそんな時期になったのね と感慨しきりである。
 
それにしてもこの壁面緑化はシンプルであるが結構規模は大きくてさながら壁の花壇といった風情で近所を通るついでがあれば見てみるといい。
で、緑色の植物が何か分かったら教えてね。
   
  

2009年11月25日水曜日

紅葉 vs 黄葉
      


秋本番ですねぇ。

年賀状の販売を見かけたり、年末ジャンボ宝くじなんかの宣伝を目にすると、すでに冬って気もする。

秋といえば 紅葉狩り に行かれる方も多いことだろう。

実は日本は紅葉の素晴らしい国のひとつである、と花咲ジジイは思っている。

えっ?紅葉なんてどこでも一緒じゃないの??
なんて声も聞こえてきそうだが、花咲ジジイは 違う と思っている。

まず紅葉もしくは紅葉するのは広葉落葉樹である。

まれにカラマツのような針葉落葉樹もあるけど。

そういった広葉落葉樹が生育するのは主に冷帯、温帯地域である

イギリスなんかでも紅葉は十分見ることはできるし、そこそこキレイなのだけど、日本の日光、箱根、京都などの紅葉の名スポットの素晴らしさには及ばない。
そこでイギリス人がわざわざ紅葉を見に行くために旅行する人気スポットはアメリカ東海岸のマサチューセッツあたりなのである。

イギリスは西岸海洋性気候であり夏と冬の寒暖差がそこそこあって、夏は乾燥して冬には湿度が高いという特徴がある。
日本やマサチューセッツあたりは大陸東岸気候で夏と冬の寒暖差がより大きく、夏には湿度が高くて冬は乾燥している。

ここに紅葉の美しい秘密があるとにらんでいる。
寒暖差植物が旺盛に育つ環境

よく 寒暖の差が激しいと紅葉が美しい と言われる。

この仕組みはザッと以下の通りである。

晴れて条件が良いと樹木は光合成によってデンプンを大量に蓄える

温度が下がり、水分の供給が減ってくると葉の根元に離層という壁ができる

この離層が、葉でできたデンプンを葉に閉じ込めてしまう

閉じ込められたデンプンが糖に分解される
葉緑素(クロロフィル)が分解される葉の緑色が失せる

糖をもとにアントシアニンという色素ができる葉が赤くなる

紅葉!!

ポイントは、いかに多くのデンプンが葉に蓄えられるか葉緑素(クロロフィル)がいかに早く分解されるか という2点。

日中暖かいほうが光合成が盛んに行われてデンプンが多くできる。
冷え込みが大きいほどクロロフィルの分解が早くすすむ。

これが寒暖の差が大きいほうが紅葉が美しいという理由で、日本やマサチューセッツのほうがそれが大きいのだと思う。

マサチューセッツに行ったことはないけど、たぶんそんなカンジだと思う。

イギリスは夏もそんなに暑くないし。


一方イチョウのように葉っぱが黄色くなるものは仕組みがやや異なる。
      
葉っぱにはもともと緑色の色素(クロロフィル)と黄色の色素(カロチノイド)の2種類が同居している。
   
ただ春~夏はクロロフィルが勝ってカロチノイドは裏方に徹していて見えないのだ。
    
それが秋になって気温が下がってきてクロロフィルが破壊されると、それまで隠れていたカロチノイドが表舞台に出てくる。そして葉っぱが黄色く見える、という仕組みである。
   
昨日の新聞では神宮外苑の絵画館前のイチョウ並木も見ごろを迎えたらしい。
   
外に出て秋を堪能しようよ!

  

2009年11月24日火曜日

スズカケノキ治療中
     
  
シリーズで書いてしまった 街路樹を考える 
自分でも書きながら考えることが多くてなかなか面白かったのだけど、皆様はいかがでした?
   
ちょっとくどかったでしょうか?
   
さて、気分を変えて全く別の話題という気もしたのだけど相変わらず木について書いてみようと思う。
   
何度も出てきたスズカケノキであるが、今日のスズカケノキはちょっと痛々しい。
    
この前 新宿御苑 に出掛けたときに見つけたもの。
木の胴回りは2メートルを軽く越えるだろうという巨木なのだが、よく見ると何かおかしい。
   
まず立派な胴回りの割りに背の高さが低い。
そして、枝を支えるために沢山の支柱が見える。
   
説明書きによると、これはモミジバススカケノキPlatanus acerifolia というもので、スズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種で、樹齢は100年を超えるらしい。
ところが2007年9月の台風でダメージを受けて治療中なのだそうだ。
   
幹はシートで覆われて養生されている。
そして支柱が枝を支えているが、どうも回復の道は険しそうである。
   
向かって左のほうの枝からは葉っぱが殆ど出ていない。
右半分が辛うじて生きているといった感じだ。
   
右半分の枝のなかでかなり太い枝が一本地面に着いてからまた上にグッと反っているものがあった。
その接地面から根が出て、そこに新たな株が形成されようとしていた。
おそらく、この木全体を救うのではなくて、この新たな株を大事に育てて、ある程度成長したところで他の部分と切り離す作戦ではないかと思う。
   
言うなれば 「大型取り木」 といった感じであろう。
   
これは花咲ジジイの勝手な推測なのでなんとも言えないが、今後のスズカケ君の容態を見守りたいものである。
  
  

2009年11月23日月曜日

街路樹を考える その4
       


    
連休最終日、好天に恵まれましたがどこかへ出掛けましたか?
    
花咲ジジイは特に遠出もせず、仕事といえば仕事、そうでないといえばそうでない、なんとも曖昧な連休を過ごしておりました。
    
さて、皆様とともに考えてまいりました街路樹、一応今日で一旦お開きにしたいと思います。
   
言いたいことは 街路樹は我々の身近にある植物であり色んな意味で我々の役に立っている、 一方で街路樹を邪険にする人がいるのも事実で、それは然るべきものを植えることである程度問題は回避できるのではないだろうか ということである。
   
銀座のヤナギっていうくらいで、銀座~新橋界隈のヤナギはなんとも風情があるし、ご覧のように皇居のお堀端にもヤナギとイチョウが存在感を放っている。
   
悪くない。
悪くないんだけど、TPOというか、場所に合ったものを選ばないと悲劇が起きるわけだ。
    
まずあまり大きくなりすぎないことなど、外見的な適性もあるけど、それが都会という厳しい生育条件でも元気に育つかといったあたりも課題となる。
車の排気ガスや、コンクリートやアスファルトの照り返し、あるいは街灯やネオンのような光害もあるだろう。
   
街路樹も不眠症になるだろう。
    
この前、ある人が言っていたのは ドウダンツツジ
ドウダンツツジは大体生垣や植え込みで見られるもので、たいてい四角にきれいに刈り込まれているが、自然樹形で育ったドウダンツツジというのはあまり見たことがない。
その人曰く ドウダンツツジはあまり大きくなりすぎず、生育スピードもゆっくりで、新緑や紅葉が楽しめるので街路樹として今後使っても良いのではないか ということだった。
   
どのくらい耐公害性があるのは分からないが、興味深いサジェスチョンではある。
    
ベスト10に挙げた中では ハナミズキナナカマド以外は巨木になりうる。
     

   
プラタナスは木が大きくなるのもそうだけど、葉っぱ一枚がエラくデカイ。 上の写真がそうで、ハサミと比べていただきたい。
これがハラハラと散って落ちてきたらそれはちょっとうんざりするかもしれない。
   
木もハッピー、人間もハッピーないわゆるWIN-WINの良い関係を築けるといいのだけど。
  
    

2009年11月22日日曜日

街路樹を考える その3
    

   
一昨日 moon さんからコメントを頂戴した。
    
去年の今頃、地方の駅裏にタクシーで乗りつけたときに「イチョウが変に落葉しているなぁ」と思ったら運転手いわく、住民からの「葉が落ちる前に枝を切ってくれ」と言われたとのこと。寒々しい気持ちになりました。運転手さんも植物好きらしく「見てみい、お客さん。かわいそうやろ、まだ見ごろやというのに・・・のやりとりを思い出しました。
    
このコメントは当「街路樹を考える」シリーズを思いついたときに触れようと思っていたことだった。
   
花咲ジジイは自称パートタイム植木屋ということで、ときどき植木屋仕事をすることがある。
昨年は都内の街路樹剪定を精力的に行っていろいろ考えさせられた。
2008年8月1日の花咲ブログではそのときの様子をリアルに書いてある。
   
まぁそういった街路樹の剪定をしていて 「何でこの木を剪定するのか」 考えたり、親方に聞いたりしたことがあった。
①毎年やっていることだから
②毛虫が出たと苦情が出たから
③落ち葉が散らかると苦情が出たから
④マンションの自分の部屋に日が射さなくなると苦情が出たから
⑤信号・標識が見えないから
⑥枝が通行の支障になるから
などなどが主なところである。
    
①は区なり、都(県)なり、国なりに予算があってその範囲で作業が組まれる。
面白いのはこの行政単位ごとに作業が組まれることで 「この通りは区、あそこから先は国」とかいって作業分担、作業責任が違うのだ。ある通りの街路樹はキレイに剪定されているのに、角を曲がったとたんに様子が違うという経験がおありの方は、そういったことが原因になっている。
    
②一般の方々は毛虫に過剰に反応する。それは分かる。さらに区役所などに苦情を寄せる人がいる。そうなると、区も結構真面目なので、その問題の街路樹の毛虫のついた枝を取り除くなどの対応をする。区が対応するといっても、それを植木屋さんに依頼するだけのことだ。サクラについたアメリカシロヒトリを取り除いたときなど、ウニュウニュとおびただしい数の毛虫と格闘したのは良い経験だった(花咲ブログ2008年6月20日)。
   
③はあとで書こう。
    
④これは何とも個人的な理由で、この程度で行政が動くのか、といえば動くときもあるようなのだ。確かに度を越して鬱蒼としている街路樹もあるからね。
   
⑤⑥は公共の安全を考えれば十分ありえる話だ。
    
こうやって考えると、まず街路樹としてそこに植えることが適切なのか という点をよく考えれば避けられる問題が多いことに気付く。
道路幅の狭いところにケヤキやプラタナスなどの大きな木を植えれば、④⑤⑥のような問題は出るだろう。
    
でももっと困るのは③だと思う。
落葉樹である限りは、秋になれば紅葉もしくは黄葉し、落葉するのはこれ自然の摂理ってものだろう。
それを 掃除が面倒くさい という理由で どうにかしてくれ って言われても言われたほうも困るじゃないか。
それはどうにもなりませんなぁ と言っておけば良いものを 分かりました切っちゃいましょう なんて引き受けちゃうからややこしいことになる。
   
人間のわがまま優先なのだ。
     
以前、品種改良によって人間にとってより都合の良い植物が増えてきているなんてことを書いた気がするが、こうなると葉っぱの落ちないケヤキだとか、臭くないギンナンのなるイチョウなんてものがそのうち出てくると思われる。
     
実際、この前さる勉強会のようなところで イチョウの葉張り(木が枝を張る幅)が2メートル程度という品種が近々発表になるらしい なんて話を聞いた。
もし、そういう細いイチョウができれば街路樹として植えても、落ちる葉っぱは少ないだろうし、剪定の手間もかなり省けるであろうという人間側のメリットがある。
    
でも微妙な問題だよね。
そうかぁイチョウってこんななのね、と思った都会の子供が本当のイチョウを見てイチョウに見えなくなったりして。
   
話が逸れてしまった。
    
落ち葉が嫌だから枝を切るのではなくて、落ち葉を掃きながら ああ、秋ねぇ と思えないものだろうか。
落ち葉が嫌でも、昨日書いたように木があることによって我々は多くのメリットを享受しているのだ。
アナタの吸っている酸素は誰が作ってくれたものですか?
その辺をスッカリ忘れちゃっているんじゃぁないのか。
    
我々のために頑張ってくれた木に感謝して落ち葉を掃いたり、さらにオマケとしてギンナンを拾ったり、落ち葉で焼き芋を焼いたり、焚き火をしたりといったシンプルな愉しみを忘れちゃったのかもしれない。
   
ずいぶん熱弁をふるっちゃったが、今日の写真について。
これは昨日撮った街路樹のイチョウだ。
     
昨年は黄金色に輝いて、ギンナンを拾っている人が沢山いた。
春にこのあたりのイチョウが次々と丸坊主になっていたのに、何故かこの3本だけは剪定されずに残っていた。
   
ちょっと不思議に思っていたら、これから黄葉ってときにご覧のようにバッサリとやられてしまっていた。
もう黄葉を楽しむことも、ギンナン拾いも出来ない。
  
   

2009年11月21日土曜日

街路樹を考える その2
    
   
そんなわけで街路樹のお話
    
昨日街路樹のベスト3をご紹介したが、気になるその後の順位についてもサラリと触れておこう。
   
4位 ハナミズキ
5位 トウカエデ
6位 クスノキ
7位 モミジバフウ
8位 ナナカマド
9位 プラタナス
10位 国産カエデ類
といった具合。
    
意外なのが ユリノキ(= ハンテンボク = チューリップツリー = Liriodendron tulipiferaがベスト10に入っていないこと。
ほかにも ヤナギとかエンジュとかサ。
    
結構見かけるけどなぁ・・・。
    
今日、注目すべきは弟4位のハナミズキである。
    
街路樹の世界にも はやりすたり があって、ハナミズキは
   
① 白、赤、ピンクなど花が楽しめて、赤い実が楽しめて、さらに紅葉も楽しめる
② 木のサイズとして馬鹿デカくならない = 管理が楽
③ 樹形も美しい
     
ということで一時期人気が急上昇して、街路樹として引っ張りだことなった。
     
しかし、最近は都会の街路樹として対公害性、すなわち排気ガスや、アスファルトやコンクリートからの熱の照り返しといったストレスを受けて、生育が不ぞろいだったり、枯れてしまうなどの問題が出てきているのだという。
    
こういった街路樹への適正を考えると、今後ハナミズキを街路樹として使うケースは減っていくのではないかと思われる。
    
そもそも街路樹は、都市における緑地面積を増やす 騒音、大気汚染などの公害抑制・防止 鳥・昆虫などへの棲み処の提供 都市の景観を美しく保つ 日陰を作り出し気温上昇を軽減 などなどの目的がある。
    
それでも 植えてあれば何でも良い ってわけにもいかず、そこには色んな思惑が交錯する。
    
そのあたりを明日は書いてみよう。
   
今日の写真は街路樹@成城。
サクラ並木イチョウ並木が有名だ。
   
高級な邸宅を見ながらそぞろ歩くのも悪くない。
    
告白しちゃうと、このもっともらしい写真は2006年11月末に撮ったものでタイムリーなものではない。
街路樹の写真・・・ と思って手元を見ていたら出てきたもので大きな気持ちでお許しいただきたい。
   
     

2009年11月20日金曜日

街路樹を考える その1
    

   
道を歩けば、何かしらの植物に出会う。
出会う確率が一番高いのは 街路樹 ではなかろうか。
   
そんなの当たり前だと言われそうだけど、ちょっと待ってほしい。
   
身近にある街路樹について我々はどれだけのことを知っているだろうか?
案外知らないことが多いのではないか。
でも知ると結構面白いこともあるのではないか。
   
数週間前の朝日新聞で街路樹について取り上げた記事があって、これがなかなか興味深かった。
   
この記事をもとに、身近だけど案外知らない街路樹について考えてみよう。
世間は連休だし、黄葉紅葉を見るのにわざわざ遠くまで出掛けなくても街路樹でそのあたりがタンノーできる。
   
さてまずは 街路樹に使われる樹のベスト3 は何だろう?
  
1位 イチョウ
2位 サクラ
3位 ケヤキ
   
なんだそうだ。
   
しかし北海道では ナナカマド 沖縄ではフクギ といった具合に地域によって若干の差がある。
そりゃ気候が違えば植生も違うのは当たり前か。
   
でもこのベスト3は ~並木 というように当てはめてみれば景色が浮かばないだろうか?
例えば、
イチョウ並木・・・神宮絵画館前
サクラ並木・・・善福寺あたり
ケヤキ並木・・・表参道 もしくは 六本木ヒルズ横のケヤキ坂
    
私にとってはそんなんではなくて・・・ というマイ並木もあると思う。
   
写真はこの前出掛けた幕張メッセの横のイチョウ並木だ。
ここはもうあらかた葉っぱが落ちてしまっている。
   
でもこうやって見ると街のコンクリートジャングルにも結構緑があるもんだ。
  
 

2009年11月19日木曜日

ボージョレ・ヌーボー
     

   
おはようございます。
     
今日は珍しい時間にアップしております。
   
何故なら 旬な話題 なだけに早くお手元にお届けしたほうか良いかと。
   
昨日の夜、神楽坂をトボトボと歩いていた。
   
飲み屋では 「今夜0時解禁!」 なんて立て看板が至るとこrに出していたし、
スーパーでは 「今夜0時からヌーボー販売します」 なんて呼び込みもやっていた。
   
ボージョレー・ヌーボーとは言うまでもなく フランス産ワインの新酒 である。
毎年11月の第3木曜日を解禁として、その年のワインの出来をみる良い機会であるとされている。
   
どの辺が花咲ブログなのかと言えば、ワインの原料であるブドウがそうだろう。
説明によれば 今年は産地の昼夜の気温差が大きかったためブドウの生育が良くて50年に1度の当たり年 なんだそうで、ブドウには昼夜の温度差が大切なのだと知れる。
    
何十年に一度 ってフレーズに弱い人も多いのではないか?
「プレミアム」とか「限定」に近いものがある。
本当かなぁ。 年がら年中そんなことを言っている気がしないでもない。
    
で、今日の写真は昨晩神楽坂を歩いていて撮ったもの。
ボジョレー・ヌーボー今夜解禁 と書いてあるのは良いが、真ん中のあたりに
ただいまフライング中 とある。
    
商魂たくましい。
    
まぁ 「花咲容疑者 ボジョレー解禁前にフライングす」 なんて悪そうな顔つきの写真付きで新聞の見出しになったり、逮捕されちゃったりすることはないと思うけど。