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2010年1月6日水曜日

頭の良くなる花
     

   
またしても散歩をして見つけた花の話。
   
とあるお宅の前にその植木鉢はちょこんと乗っかっていた。
   
それは カランコエ Kalanchoe といってベンケイソウ科多肉植物である。
花の色が黄、橙、赤、ピンク、など豊富で、花の少ない今の季節に咲く頼もしいやつらだ。
   
カランコエは短日植物といって、日照時間が一定以下になると花が咲くタイプのものなので、日が短い今の時期に活躍するのもうなずける。
   

   
さて、このカランコエで気になったのはそのラベルだった。
   
頭の良くなる花 ハッピーイエロー
とある。
   
頭の良くなる花???
   
早速、このカランコエを生産している小林花卉のHPをのぞいてみた。
すると頭の良くなる花とは、植物の存在そのものが癒しとなり集中力を高めるということとで別にこれを食べたり、煎じて飲んだりするものではないことが分かる。
    
さらにHPによると、カランコエは手入れが楽なので・・・
室内で開花・水管理が楽 → 机の上に最適な花 → 頭の良くなる花
とある。
   
風が吹けば桶屋が儲かる的な論理展開といえなくもない。
    
昔、親からさんざん怒られたなぁ、ボーっと座ってるんじゃぁないよ!もっと集中して勉強しなさい!!って。
頭の良くなる花があったら今頃は人生が変わっていたかもしれない・・・。
  
    

2009年12月23日水曜日

ウサギのビオラ
    
   
今年も残りわずか。
晴天の休日いかがお過ごしでしたでしょうか。
    
昨日はハンバーガー屋さんから閉店と追い立てられて、まるで羊飼いに追われる羊のような気分でブログを書いた。
今日はカボチャにまつわる話をもっと書こうかとも思ったのだけど、考えてみればそれほど大した話があるわけでもなく話題を変えることにした。
    
今日はビオラです。
    
これからの本格的な冬の間に咲く花に 冬の定番 的な花がいくつかあるが、パンジービオラはその筆頭ではないかと思う。
   
今朝近所を散歩していて見かけたのがこの 野うさぎミーモ という名前のビオラだった。
   
何が野うさぎなんだろうか、と思ってみてみると、5枚ある花びらのうち上の2枚がピョコーンと上に長く伸びてウサギの耳のようである。
    
    
それで野うさぎミーモかぁ、なるほど。
生産者の方々も買ってもらうためにいろんな知恵を絞っているのが分かる。
    
この野うさぎミーモはどうなのかは別として、ネーミングが馬鹿ウケして売れる花があってもおかしくないだろう。
適当な例なのかは疑問だけど 男前豆腐 なんていうのはそのネーミングが豆腐そのものよりもウケて爆発的に売れた商品ではないかと思うのだけど、花の世界にもそんなインパクトのある名前で売る花があっても面白いかもしれない。
   
この野うさぎミーモはどうやら高知県の三元園芸という農家で生産されているようで、そのホームページを見てみると面白い。
あっ、三元園芸だからミーモか!ひょっとして。 なんという安易な・・・・
    
    
でもその形はとてもユニークで普通のビオラやパンジーの形とは違うオリジナリティを感じる。
ホームページの情報によれば、これから相当なボリュームに育つそうで、そのあたりも散歩のときの楽しみとして見守っていきたいものである。
   
そういえばラベンダーにも普通のラベンダーに対して、ぴょこんとウサギの耳のような形をしたフレンチラベンダーってのがあったなぁ。
   
世の中、アイディアである。
世の中、愛である。
  
   

2009年12月2日水曜日

キ ク Chrysanthemum
   
   
まずお詫びしなければならないのは、今日ご紹介するイベントはすでに終了してしまっているという点。
「旬」をお届けする花咲ブログとしては、はなはだ不本意である。
   
しかも終了したのは11月15日ってんだから、半月も放っておいたことになる。
写真を撮ったのも11月15日。
    
暮れの忙しさに免じてお許しいただきたい。
  
これは新宿御苑で行われていた 菊花壇展 というもの。
  
色んなキクの種類を色んな仕立て方で見せてくれていた。
なんとも日本の伝統を感じさせる世界に誇れるイベントであると思うし、良い意味で古風なキク本来の姿を見ることができる。
    
以前書いたけど、日本国内で花の生産量トップ3は

①キク
②カーネーション
③バラ
   
で、キクは堂々の第一位である。
    
これはなんといっても仏花としての需要が大きいが、海外で育種されたいわゆるマムというのも最近は人気だ。
   
ポットマムとかスプレーマムとか聞いたことがあるでしょ。
    
キクの学名を Chrysanthemum(クリサンセマム)というが、ここからマムがきている。
   
しかしこの整然としたキクの列はスゴイ。
軍隊の行進のようであるが、とにかく一糸乱れずといった風情である。
   
ここには2種類のキクがある。
     
   
一文字菊というのは花びらが薄くて平べったいもので、菊の御紋のデザインの原型となっている。
   
そしてもうひとつは管物菊といってひとつひとつのキクの花びらが管のように丸まっているのが分かるだろうか。
   
で、この場所には一文字菊13品種97株管物菊13品種97株合計194株が22列も並んでいるというわけだ。
   
スゴイ!
   
どうです、実物が見たくなったでしょ?
    
たぶん毎年恒例のイベントだと思うので来年はタイムリーにお知らせしますね。
   
    

2009年11月9日月曜日

ベゴニア Begonia
    

   
昨日は食べられる花ってことで、ベゴニアの花びら がのった皿の話を書いた。
   
で、そのベゴニアそのものは・・・ こんな感じの花である。
   
実は9月22日の花咲ブログでは 「蝋細工のようであまり好みではない」 なんて大胆な発言をしている。
その後、10月26日の花咲ブログでは ハンギングバスケットに飾ってあった赤い花は実はベゴニアで綺麗だった」 なんて持ち上げている。
  
そして昨日、めでたく花咲ジジイの胃袋に収まった。
   
なんとなく先入観的に、好みではない なんて言っていたけど、こうやってジックリ見てみるとなかなか可愛いやつらである。
   

     

2009年11月6日金曜日

アゲラタム Ageratum
    

   
アゲラタムをご存知か?
   
花壇などでよく使われる花で、背は低く(15~20cmくらい)で淡い青というかのような色をしている。
   
実は花咲ジジイが初めて作った花壇の外周にはこのアゲラタムをあしらった。
ある意味思い出の花である。
   
なので花を見れば 「ああ、アゲラタムね」 とすぐ分かりそうなものだ。
で、この前見かけたのが、今日の写真のこれである。
   
背が低くなくて50センチ以上あった。
更に色が青や紫っぽくなくてピンク色なのだ。
   
なんだ?これは?
フジバカマ(Eupatorium fortuneiか?
ツワブキ(Farfugium japonicumか?
いや違う。なんだ?
   
疑問は膨らむばかりで、分からずに悶々としていた。
   
何日か経って、たまたま近くに花に詳しい方がいて聞いてみたら 「アゲラタムじゃない?」 とのお答えをいただいた。
   
アゲラタム? ちょっと特徴的に違う気がするけど・・・。
でも細部をよく見てみると、そうだアゲラタムだった。
自分の中のアゲラタムの概念をブチ破るものだった。

   
アゲラタムには僕の知っている背の低いタイプと、そうでない背の高いタイプがあって、どうもこれは後者のようなのだ。
   
そうかぁアゲラタムかぁ と何なのか分かってスッキリした。
   
でも 「何ですかねぇ?」 と聞くとパッと正解が分かるっていうのは本当にカッコ良い。
   
「花の名前を知っている人はカッコ良いなぁ」と思って、そうなりたいという気持ちがこの道を志す理由のひとつだった気がする。
植木屋の親方も木の名前とか本当によく知ってるし。
   
花咲ジジイもまだまだ道半ばである。
  
いや、半分も来てないないなぁ。
  
   

2009年11月4日水曜日

フヨウ Hibiscus multabilis
   
   
イヤイヤ、急に冷え込むようになりましたね。
お元気でしょうか?
さて昨日はかなりマニアックな花を御紹介してしまったので、今日は平凡な、でもそれでいて知ると不思議な花 フヨウです。
   
一昨日撮った写真なので、当然今の時期に咲いている。
   
学名は Hibiscus ということで、あの南国の象徴であるハイビスカスと同じ仲間だ。
花は朝咲いて夕方には萎んでしまう1日花である。
花びらは5枚・・・・
となると 五数性 を持っている花なのか?
見てみると、雄しべは沢山付いていてそれが果たして5の倍数ついているのかは不明だ。
   
    
雌しべは多くの雄しべに囲まれるように中心にあって、雄しべよりも長く、そしてグイッと反り返ってるのが特徴である。
そんな雌しべは間違いなく1本である。
   
しかしここで安心してはいけない。
   
顔を近づけてよ~く見てほしい。
   
反り返った雌しべの先端はナント 5つ に割れているではないか。
   
5の倍数がこんなところに息づいている。
  
今日の小さな2枚の写真は縮小率を下げてあるので、クリックして拡大してその不思議な様子をじっくり見て頂きたい。
  
それでは寒くなってきたので風邪などひかないようにお元気で。
  
  

2009年11月3日火曜日

Orchis galilaea
    
   
キノコ話が思わず盛り上がって、流れにのってキノコ話を続けたいところだけど・・・・
   
キノコのエキスパートではないので、もうちょと勉強しないと書きづらいのと 「写真」がない。
話よりも写真がないことのほうが、この花咲ブログでは致命的だ。
  
一応写真と話がワンセットになっているので。
   
偶然とは恐ろしいもので、昨日はキノコについて書こうと思っていたら、たまたまシイタケを頂戴した知人がそばにいて、写真だけ撮らせてもらったのだ。
まさに、何かに導かれるようであった。
  
そこで今日はガラッと趣を変えて。
  
これは一体何の写真でしょうか?
  
分かる人がいたら、それはかなりの通だと思う。
   
人形のオブジェ?
おもちゃ?
アート?
   
実はこれは Orchis galilaea というラン科の植物の花なのである。
  
手も足もあって×××も真ん中にチョコンと出っ張っていたりして、白い宇宙人が捕えられて吊り下げられているようにも見える。
  
高さ9~15センチの多年草なのだ。
かなり珍しいとは思うのだが、ネットで情報集めてみようかと検索しても日本語では何もヒットしなかった。
   
ある仕事の関係で手持ちの写真を見なおしていたらポロっと出てきたので、身近な花とは言い難いのだけどご紹介することにした。
    
これは学名からも分かるようにイスラエルに行ったときに見つけたもので、花屋さんで売っているものではなくてガリラヤ地方というイスラエル北西部に自生しているランなのだ。
初めてこれを見つけたときの興奮と、我を忘れてシャッターを切ったことをつい昨日のことのように思い出す。
   
改めて植物の世界は多様なんだなぁと思い知る。
   
  

2009年11月1日日曜日

エリンギウム Eryngium leavenworthii



これは花屋さんで見ることはあっても、河原を散歩しているのを見ることはないと思う。

エリンジウム という人もいるし エリンジューム  という人もいる。
僕の耳にはエリンギウムと聞こえるのであえてエリンギウムとした。

普通のエリンギウムはもっと青い のだけど、このエリンギウムはがとてもキレイだったので写真に撮った。

遠目にはラベンダーが太ったようなものに見えなくもないが、ラベンダーはシソ科でエリンギウムはセリ科である。
セリ科の特徴らしく小さな花が集まっているが、ニンジンなどのような 傘形花(サンケイカ)にはなっていない。

特徴はなんといってもそのトゲトゲしさで、葉っぱの先っちょはかなり尖っていて痛い。

今日このブログを書くまで知らなかったけど、最近人気のあるキノコである エリンギ は、このエリンギウムの特定の種 Eryngium campestre の枯れた根にはえるキノコだというのだ!

知らなかった!

エリンギという名前もそこから来ているのであれば、エリンジウムやエリンジュームではなくてエリンギウムで良いんじゃないか、と思うのだが。
   
ともあれエリンギウムとエリンギの関係を花咲ブログを書くにあたって知った。
いやいや勉強になるなぁ、花咲ブログ。
   
   

2009年10月31日土曜日

イヌタデ Polygonum longisetum
      

   
花咲ジジイは今日はすでにちょっとホロ酔いでございます。
   
何故なら・・・・
花、植物と関係ないじゃん と怒らないで頂きたいのだが、ラグビー観戦をしながら一人でビールを飲んでいたからであります。
   
今日は国立競技場で、ナント! ニュージーランドVSオーストラリアの試合があったのです。
世界最高峰の試合を生で見れるチャンスということで、チケット購入も考えたんだけど、その価格に腰が引けてしまった。
   
一番良い席がナント 70,000円!!
自由席でも確か7,000円くらいしたので、だったらTV観戦したほうが良いやと思ったわけです。
   
価格設定がどうの、ラグビーとしてのこの試合の持つ意味、試合内容などなどは花咲ブログから離れてしまうのであえて触れないこととする。
   
とにかく、ちょっとホロ酔いで御機嫌なままにこのブログを書いている。
   
さてさて、今日で10月も終わりで今年も残り2カ月となった。
   
年賀状も発売されたりして、仕事も暮れに向かって忙しくなってくる。
   
そういう意味(どういう意味?)では、今日は家でゴロゴロしながらビールを飲みつつラグビー観戦をしてのんびり充電できた。
   
巷に目をやると、まだまだ花が沢山咲いている。
   
つい昨日 「これから色がなくなっていく・・・」みたいなことを書いたけど、サルビア、ランタナ、デュランタ、マリーゴールド、キク、セラニウムなどなど、まだまだ賑やかである。
   
そこで今日はそんな中からイヌタデを御紹介しよう。
   
花は6月ころから咲いていて、まさに雑草のごとくそこらに咲いている。
赤っぽい小さな花が咲いているが、一見花びらに見えるこの赤い部分は ガク であるという。
   
秋の斜めから射す日に浮かび上がるイヌタデ。
今日の写真は意図的にボカしてあるのだけど、そのぬくもりを感じていただきたい。
  

  

2009年10月30日金曜日

ダリア Dahlia
     

    
秋が深まり、紅葉などそろそろ始まるころだ。
一方で今咲いている花、これから咲く花というのはかなり限られてくる。
   
今日ご紹介するダリアもそろそろ終わりに近いが、なかなかの存在感で気を吐いている。
  
存在感たる所以は、花が割と大きい背が高い色が派手といったあたりだろうか。
   
ご覧のものは背丈が120センチほど、花の直径が18センチほど、そして真っ赤である。
オレンジ、黄色、白、ピンクなども色が豊富で、ひとつの花に2色以上の色が混じるタイプもある。
   
葉っぱも黒っぽくて濃いものがあるので、かなりユニークなヤツといえる。
  
想像のついた方もいると思うが 舌状花 が集合したキク科の植物である。
   
好みが分かれる花だが秋を彩る花としておススメである。
  
    

2009年10月29日木曜日

ヒイラギモクセイ Osmanthus ×fortunei
    
   
これは何でしょう?
    
この前花咲ブログで話題になった ギンモクセイ でしょうか? 花も白いし。
いやいや、何といってもキンモクセイでしょうか。
   
正解は金・銀いずれでもなく ヒイラギモクセイ といって、
モクセイ Osmanthus fragrans と ヒイラギ Osmanthus heterophyllus の交雑種でございます。
   
花はたしかにモクセイっぽいが、葉っぱを見ると縁がギザギザになっていてヒイラギの片鱗がうかがえる。
    
   
葉っぱはヒイラギもモクセイも固めなので、その辺は踏襲しつつ縁だけがギザギザのノコギリ状になっている。
   
これで結構ギザギザが厳しくて、触ると痛いくらい。
その特徴を買われて防犯の理由から生垣に使われたりする。
      
モクセイの血筋を引くのだからそれなりに良いニオイがするのかな、と思ってもあまり匂わない。

鼻をグイっと近づけてクンクンとしてもあまり匂わない。
   
実は花咲ジジイはここ3週間くらい原因不明の鼻炎に悩まされており、鼻が通らないのだった。
    
なのでヒイラギモクセイが果たして良い香りなのかどうなのか確かめる術がない。
  
どなたかご存じ??
  
   

2009年10月21日水曜日

ホット・ニュース
    

   
今日は新聞各紙、ラジオ、テレビなどのニュースで 青いバラ が取り上げられていた。
   
そもそも青い色素が無いバラにパンジーから採った青い色素を遺伝子組み換え技術で組み込んだ。
これによって永年の夢であった青いバラが現実のものとなった。
   
永年の夢叶う、万歳! 的な論調だったのだが、花咲ジジイ的にはやや懐疑的である。
   
まず青いバラといって新聞の一面を飾ったバラはどうひいき目に見ても青くは見えない。
淡い紫というか、なんというか。とにかくリンドウ、デルフィニウムなどの青とはちょっと違う。
   
次にお値段がスゴイ。
開発費に30億円ほど掛けたというのだから、それを回収すべく、それなりの設定にしなければ仕方がないのは分かるけど、一輪が2,000~3,000円というのだから、10本も買って花束にすると2~3万円ということになる。
庶民には高嶺の花である。
   
そして、究極は「本当に青いバラが必要か?」という議論。
   
まぁ、あまり懐疑的な話をしても仕方がない。
ここはひとつ前向きに、開発をされたサントリーの開発者の方々の労をねぎらい、これがきっかけで花卉業界が活気づくといいなと思う。
   
   

2009年10月5日月曜日

ポーチュラカ Portulaca
   
   
園芸好きな人にとっては、珍しくもなんともない花であろう。
   
その名もポーチュラカ
    
僕にとってポーチュラカは 厄介な花 といったイメージがあった。
何故かというと、こぼれ種でどんどん増えるからだ。
もう、その発芽して増えていく様は雑草のごとし である。
   
あら?こんなところに?? とちょっと肉厚の葉っぱが地面を這うような低さに育っているのである。
それはそれとして。
花自体はご覧のように色が豊富で、黄色ピンクなどが一斉に咲いて賑やかである。
   
おっ、ポーチュラカ! と思う程度で通り過ぎていた。
ところがこの花咲ブログを書くようになって観察眼が鋭くなったとでもいうのだろうか、スゴイことを発見した。
   
   
それは花の中心部を見ていて気付いた。
花の中心部には雄しべと雌しべがついているのだが、普通花のド真ん中にあるはずの雌しべが端っこのほうに寄っていた。
   
かわいそうに、奇形だな、こりゃ と思って隣の花を見ても雌しべが端にある。
その隣も、またその隣も・・・・
    
全ての花の雌しべがこんな具合に端っこに寄っていたのである。
今日の写真は縮小率を下げてあるので、是非クリックして拡大して見てみて欲しい。
   
おおっ、こんなことがあるのか!
   
なんかとてつもない発見をした気になってエラく興奮した。
   
あとになって思ったのだが、雌しべそのものは花の中心に付いているのだが、その管が長いために何だか端っこに寄っているように見えるのではないか、と。
   
それを確認すべく、再び現場に向かったのだが、こういった花は大抵他人様の玄関先の植木鉢なんかに咲いているものであって、それに顔を寄せて観察するのはどうにもバツが悪い。
ちょっと花だけひねり取って、分解して観察しようにも、それでは 花泥棒 である。
   
困った。
   
という訳で、今世紀最大のポーチュラカに関する発見をし、それは実は管が長いからではないかという仮説を立て、検証はならないまま本日の花咲ブログは終了。
  
  

2009年9月28日月曜日

キバナコスモス Cosmos sulphureus
   

   
秋といえば何の花が頭に浮かびますか?
   
色々あるけど、昔の百恵ちゃんの歌のせいか コスモス かなぁ。
   
あの歌は 秋桜 という題名だった。
なんてったって  という単語が入っているんだからかなり印象に残った。
  
思いっきり直球ド真ん中の  ですよ。
  
でも今日のキバナコスモスはコスモスと言って頭に浮かぶコスモスとはちょと違うでしょ。
   
キバナ=黄花 というくらいで、黄色というかオレンジ色をしている。
  
一年草なんだけど、かなり生育が旺盛で こぼれ種 で増える。
なので、散歩していても雑草のように不自然なところにチョコンと咲いていたりする。
  
百恵ちゃんを口ずさみながら散歩に出かけるなんていかが?
  

  

2009年9月22日火曜日

シュウカイドウ Begonia grandis
   
   
シュウカイドウをご存知ですか?
   
実は結構な熱烈ファンが多いと聞く。
   
学名からも分かるようにベゴニアの仲間である。
  
花咲ジジイは全ての植物を等しく愛するものであるが、正直に好きか嫌いかと問われれば、好きな部類には入っていない。
   
シュウカイドウ・ファンの方スミマセン。
これはあくまでも好みの問題なので大意はないので悪しからず。
   
   
まず、草本性の植物のわりに異様にデカい。
さらに葉っぱの形と感触がちょっと苦手。
そして、花の形と色が好みとちょっと違う。
   
   
なんか蝋細工のような花に思えてしまうのだ。
   
葉っぱを切って挿して増やすことができるといったあたりも、なんかターミネーター的で怖い。
  
そんなシュウカイドウが今咲き誇っているので是非見てあげていただきたい。
  
  

2009年9月19日土曜日

秋へ・・・
   

   
今日から連休というかたも多い事だろう。
  
誰が名付けたか、シルバーウィーク
  
秋になってくると、花のシーズンも終盤を迎え、咲くものは限られてくる。
これからは、コスモスキンモクセイヒガンバナパンジービオラなど幾つか指折り数えられるくらいにしか花の楽しみがないような気がする方、ご安心を。
   
花咲ブログでは こんな花が咲いていました っていうタイムリーな情報提供をして参りますので。
   
今日見かけたのは黄色い花 ユリオプスデージー Euryops pectinatus である。
キク科のこの花は、見るからに花らしい花の形をしており、これから冬に向けて咲き続ける心強いやつである。
   
そうそう、ヒガンバナが今は見ごろらしく、彼岸花の名所 日高市巾着田http://www.kinchakuda.com/は観光客で賑わっているらしい。
立派なホームページもある。
   
西武線に乗って行くらしいのだが、昨日は平日にもかかわらず多くのハイカーが西武線の特急券を買うため並んだそうで、その特急で通勤している人が
「今朝は特急で来ようと思ったら、特急券を買うのに慣れない人がモタモタしているから乗り遅れそうになっちゃったわよ」 とボヤいていた。
  
さあ、シルバーウィーク到来、あなたはどこへ出掛けますか?
 
 

2009年9月18日金曜日

ノボタン Melastoma candidum
   

  
街を散歩していて、割と良く見かける花である。
  
でも街で見かける多くは植木鉢に植えられて、背丈もせいぜい150センチあるかないかといったところ。
  
しかし、地植えされたノボタンはデカかった。
  
家の2階の物干しくらいまで高さはあるので、おそらく3メートル以上あったのではないかと思われる。
  
そして、たわわに綺麗な紫色の花をつけていた。
   
こういった青や紫は写真ではその美しさを伝えにくい。
単に僕の写真の腕が悪いのだろうが。
  
やたらにデカい、ノボタンの横を通りながら 「コイツは何年選手なんだろうなぁ」 とちょっと敬意を払いつつ思いを巡らせた。
  
10年? いやそれ以上かな。
  
   

2009年9月12日土曜日

アメリカデイゴ Erythrina crista-galli
     
   
割と珍しい花ではないかと思う。
   
ご近所を散歩した限りでは見かけたことがない花だ。
   
赤い花と一言で言っても、赤にはいろんな赤がある。
この赤はなんというか、かなりキツイ赤で、例えるならボケの赤と似ているだろうか。
  
ボケと違うのは、俗にいう texture というやつで、しいて訳すなら 手触り とか 感触 のようになるだろうか。
   
ボケの赤い花びらはそれとなく柔らかい花びららしい花びらだと僕は思うのだけど、
このアメリカデイゴの場合はちょっと硬めで、例えるならツバキの葉っぱのような感じと言えば良いのだろうか。
   
どきつい赤い花の真ん中から黄色い雄しべ がニョキっと顔を出しているのも特徴的だ。
  
何かに似ているカンジ、見た事あるカンジ・・・と思われた方はスルドイ。
これまで花咲ブログで幾度となくご紹介してきている マメ科 の植物なのである。
それが証拠に 蝶形花 でしょ。
  
マメ科はかなり身の回りに溢れているものである。
  
  

2009年8月21日金曜日

オシロイバナ・ロード
    

   
仕事を終えて自転車で帰宅する途中で、道路沿いの植え込みがオシロイバナで埋まっている場所があった。
壮観である。
    
オシロイバナについては花咲ブログでは昨年9月10日に軽く述べた。
   
・・・もうすぐ一年か。
時の経つのは本当に早い。
   
既にざっとご紹介してあるので、付け足し的にもうちょっと。」
   

   
オシロイバナには花びらは無い。
花びら のように見えているのは実はガクなのである。
   
仕事を終えて夕方に見かけたというのもミソで、オシロイバナは夕方から夜にかけて咲くのである。
それは蛾に花粉を運んでもらうため。
   
それまであまり意識したことはなかったけど、これだけまとまって咲いているとかなりの芳香を放つ。
なんというかとっても甘い香りである。
  
あまり匂わない花もあるが、何かしら香りを放っているものが多いので、花を見かけたら鼻を近づけて是非クンクンとやっていただきたいものである。
  
    

2009年8月10日月曜日

ユリの最近のお話し



写真は、近所を散歩していて見かけたユリの花だ。

花は大きくて主張があって、見栄えがする。
しかし、好みが分かれるところで、強烈な芳香のせいもあって敬遠する人が多いのも事実。

それでも2008年度の取扱量では「キク」「カーネション」「バラ」の不動の上位3つを追って堂々の第4位につけている。

ユリを敬遠する理由のひとつに 花粉 があげられるかもしれない。

ご存じの方、ご経験のある方もいると思うが、ユリの花粉は濃い茶色をしていて、服に付いたりするとなかなか取れない。机のうえにポタっと落ちてもなかなか落ちない。

困りものの花粉を持っているのだ。

花屋さんなんかでは売りにだすときに雄しべをわざわざ取り除いて売っているケースもあるらしい。

そこで最新の品種改良においては 無花粉ユリ を育成しているらしいという話を聞いた。

雄しべ は分かると思うけど、
写真の細長くて茶色いのをといってこの中に花粉が入っている。
その葯を支えている白い柄を花糸という。
花糸と葯をまとめて雄しべと言っているわけだ。

無花粉ユリではこの葯そのものがないものを育てたのだという。

スゴイ技術ではないか。



しかし、良く写真を見ていただきたい。
茶色い葯があるからユリがユリのように見えるのであって、これが無かったらなんともユリっぽくなくなってしまうではないか。

・・・そこで、現在は葯はあるけど中に花粉の入っていない品種を開発中なのだそうだ。

スゴイ技術ではないか。

この秋からは満を持していよいよ青いバラが売りに出されるという。
花をめぐる技術開発、新品種開発というのは実はかなり熱い話題なのである。