実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2008年7月9日水曜日
2008年7月8日火曜日
これは何でしょう?
仮面舞踏会で使うメガネのようでもある。
正解は カエデの種 。
植物はその子孫を残すために、いろんな工夫をしている。
花粉を時には虫に運んでもらったり、時には風に運んでもらったり、なんていうのが良い例だ。
種も例外ではない。
同じ植物同志が近所で、光、水、栄養を奪い合うよりも、より遠くにいってもらって、そのテリトリーを広げようとする。
植物そのものが歩いていくわけにも行かないので、誰かに持っていってもらう。
それが、風のときもあれば、鳥や動物のときもあるし、ヤシの実のように海流に運んでもらうときもある。
洋服にひっつく種があるけど、あれも人間や、犬などの動物に運んでもらうため。
赤く実るナンテンやピラカンサやモチノキなどは、鳥などに食べてもらって、飛んでいった先でフンの中に入っている種がそこで芽を出す。
このカエデは風に運んでもらうタイプ。
熟して、その時がくるとこの一対になっている実が半分になって落ちる。
落ちるときに、クルクルと回りながら、ヘリコプターの羽のように旋回して、風が強いと飛んでいく。
竹とんぼ のようなカンジだ。
本当に自然はよく出来ている。
カエデの花は以前紹介したけど(4月11日付)、そのあと実はこんなカンジだ。
紅葉の時期にばかり目がいくけど、普段もなかなかオモシロイやつなのである。
2008年7月7日月曜日
2008年7月6日日曜日
柴又へ行った。
柴又帝釈天の本堂脇にご覧のように立派な松があった。
これは 瑞龍松 という由緒ある松で樹齢およそ380年を超えるものらしい。
特筆すべきは一本の太い枝が上方向ではなく、水平に横方向に長く伸びていることだ。
その長さは12~13メートル、いやそれ以上あるかもしれない。
下の写真で嬉しそうに両手を広げているのが花咲ジジイで、その枝の長さが分かってもらえると思う。
植木屋の親方とこの瑞龍松に話が及んだときに、「なぜタテではなくヨコに伸びるんスかねぇ?」と聞くと、「そりゃぁ、誘引(引っぱって)しているからヨ」と教えてくれた。
植物のサガとしては上に伸びたかったろうに・・・、とどこか不憫に感じた。
噂では年に一回、一升瓶100本以上の日本酒をこの松に与えるらしい。
それがこの松の長寿の秘訣なのだ、とか。
植物をマジメに学んできた私としては、「えっ、日本酒ですか?!」とタマげてしまう。
そんなの誰も教えてくれなかった。
本当かなぁ、とちょっとマユツバ的に思ってしまう花咲ジジイでありました。
2008年7月5日土曜日
2008年7月4日金曜日
Zanthoxylum piperitum
PS
2008年7月3日木曜日
②アジサイのほうが葉っぱが硬くてシッカリしている
2008年7月2日水曜日
2008年7月1日火曜日
2008年6月30日月曜日
2008年6月29日日曜日
~いでたちのお話 その1~
2008年6月28日土曜日
花咲ジジイ宛てに、友人からメールがきた。
「お元気ですか? 今日はちょっと報告があってメールしました。我家の幸福の木に花が咲きました。強烈な甘い匂いが部屋に充満しています。買って8年くらいになりますが初めてのことです。なんだか嬉しくて、ちょっと得した気分になっています。誰かに言いたくて報告しました。」
と、やや興奮気味に上気したシアワセそうな彼の顔が思い浮かんだ。
そんなに植物好きって訳でもなかったと思うのだけど、彼に限らず僕の周りには「私は植物好きであります」と公言する人が増えてきたように思う。
これはとても良い傾向だ。
こういったシアワセ通信をもらうと、そのシアワセは必ず伝播する。
なので、花咲ブログで是非紹介したいと了承をもらって、写真も送ってもらった。
幸福の木と俗に言われている観葉植物を知っている方も多いと思う。
これは何だ?と思ってちょっと調べてみたら、学名は Dracaena fragrans とある。
このドラセナは、この前(5/14)御紹介したリュウゼツランと同じ科だ。
「強烈な甘い匂い」と彼は形容しているが、fragrans という種名から、花にかなりの芳香があるということが想像される。
8年育てて初めての花。
それはやはり相当珍しいし、それだけに花が咲いたときの喜びはかなりのものだったろう。
彼が撮って送ってくれたこの写真にはシアワセ成分がとても多く含まれているので、これはなんとしても花咲ブログを読んでくれている皆様にシアワセのお裾分けをせねばと思って今日のブログを書いた。
2008年6月27日金曜日
2008年6月26日木曜日
サルビア Salvia
サルビアはシソ科のアキギリ属に分類される。
改良品種も多く、一言でサルビアと言ってもモノスゴイ数になる。
今の季節、身近なサルビアということで散歩などしていて見掛けるのがこの青いサルビアだ。
学名的には恐らく Salvia guaranitica ではないかと思うが、100%確かなのかと言われるとチョット自信がない。
とにかく種類が多いゾ、と。
サルビアの特徴はシソ科のそれをほぼ踏襲している。
まず、花が左右相称であること。
葉が対生、すなわち一対のペアで生えていること。
産毛のような細かい毛が生えていて、アロマチックな香り がすること。
などなど、これまでに何度か触れてきた。
今日はちょっと新しい切り口でサルビアを語ってみようと思う。
サルビアは赤、ピンク、白、黄色、青など色んな色がある。
それは何故かといえば、花粉を運んでくれる運び屋に猛烈にアピールするためだ。
ここにオモロイものがあるよ、おいでなさい、寄ってらっしゃい、と。
この場合ミツバチが運び屋の典型だ。
ミツバチは花のその色と香り、そして蜜に誘われてやってくる。
やってきたハチに蜜だけ取られたのでは花としてはたまらない。ここはなんとしても花粉を持っていってもらわねばならないのだ。
そこで花も考えた。
テコの原理 を応用した 花粉もれなく持っていってちょうだい作戦 だ。
これは、まずミツバチがやってくる。そして蜜を求めて花の内部に頭から突っ込んでいく。するとハチの身体半分くらいが花に入ったところでテコの原理を利用して、花粉をたたえた雄しべがハチの胴体に向けて降りてくる。身体に花粉をタップリとつけたハチは次の花へと飛んでいって花粉を運ぶという仕掛けだ。
文章にすると難しいので、ここでビデオを見ていただきたい。
プレイボタンを押せば見れるハズである。
僕の持っている小枝がハチだとする。ハチが花の中に入ると上から雄しべが降りてきてハチの身体に花粉がつく・・・という仕掛けが見て分かるだろうか。
ちょと小さいし、見にくいので分かりづらいかもしれないけど、何回か繰り返し見てもらえると分かると思う。
どうでしょう。
スゴイ仕掛けだと思いませんか?
僕はこれを初めて教えてもらったとき、自然の不思議に感動を覚えた。
なんとしてもこれを花咲ブログを見ていただいている方々にお知らせしたかった。
ビデオを花咲ブログで使うのは初の試みでうまく伝わるか分からないのだが、何事もチャレンジだ。
因みにこのビデオは8メガもありやがるので、今後のブログに支障をきたすと困るので期間限定公開になるかもしれない。
さあ、貴重映像につきお早めに!!