2008年7月6日日曜日

瑞龍松
   

  
柴又へ行った。
  
柴又帝釈天の本堂脇にご覧のように立派な松があった。
   
これは 瑞龍松 という由緒ある松で樹齢およそ380年を超えるものらしい。
    
特筆すべきは一本の太い枝が上方向ではなく、水平に横方向に長く伸びていることだ。
その長さは12~13メートル、いやそれ以上あるかもしれない。

   
下の写真で嬉しそうに両手を広げているのが花咲ジジイで、その枝の長さが分かってもらえると思う。
   
植木屋の親方とこの瑞龍松に話が及んだときに、「なぜタテではなくヨコに伸びるんスかねぇ?」と聞くと、「そりゃぁ、誘引(引っぱって)しているからヨ」と教えてくれた。
   
植物のサガとしては上に伸びたかったろうに・・・、とどこか不憫に感じた。
  
噂では年に一回、一升瓶100本以上の日本酒をこの松に与えるらしい。
それがこの松の長寿の秘訣なのだ、とか。
  
植物をマジメに学んできた私としては、「えっ、日本酒ですか?!」とタマげてしまう。
そんなの誰も教えてくれなかった。
本当かなぁ、とちょっとマユツバ的に思ってしまう花咲ジジイでありました。
  

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