2008年7月21日月曜日

ジギタリス Digitalis purpurea
   

  
今日はちょっと趣を変えて。
   
これはゴマノハグサ科ジギタリスといわれるもので、背の高さが150センチくらいになるだろうか。
雰囲気としてはこの前御紹介した タチアオイ にスッと直立したカンジが似ていなくもない。
  
英国の庭では頻繁に見掛ける花で、一部野生化して道端に生えていたりもした。
  
接写に気をとられて全体の姿をお見せできるような一枚を忘れてしまった。
  
英名ではこれを fox glove といって、日本名では キツネの手袋 という。
それはその花のカタチに由来するものだと思うけど、この花を見て「キツネの手袋」という名前にしようという発想がスバラシイと思うのだけどいかがだろう。
  
このジギタリスの成分は強心作用があって、不整脈やうっ血性心不全の薬として使われるという一面も持っているらしい。
  
僕のジギタリスの思い出は、ゴマノハグサ科のラテン語 SCROPHLARIACEAE というのを覚えるのに腕が折れるほど何度も何度も紙に書いたことだろうか。
あれだけ書いて覚えたのだから忘れない・・・、と言いたいところだけど、さっき試しに書いてみたらちょっと怪しかった。
  
人間の記憶力とは、かくもはかないものである。
いと悲し。
  

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