花がら摘みについて熱く語ってきたけど、そんな熱さを根本からスルーしてしまうものがある。
これはミリオンベルというサントリーが品種開発したカリブラコア。
このラベルになんて書いてあるか。
「カンタン!初心者向き!暑さや雨に強く、花がら摘みも不要」
なんと花がら摘みは要らないときた。
これまで僕が書いてきたものはなんだったのか。
まぁそんな大袈裟なものでもない。
花がら摘みの目的は「タネにエネルギーが向かわないようにする」「見た目」のふたつだと思うが、花によっては実(タネ)ができないものがある。
不稔といったりもするけど、品種開発をしたものには複製を避けるために不稔性の植物を開発したことも考えられる。
そもそもタネができないのだったら、放っておいていいじゃない。
見た目は?
このミリオンベルの花は小ぶりで、枯れて萎れるとさらに小さくなる。
つまりあまり目立たないので放っておいても大丈夫ということだろう。
なんだか夢のような植物ではないか?
手間の掛からない手軽さが園芸の入り口となって、多くの人が園芸に興味を持てるようになれば良いという思いもあるのだろう。
色んなものが世の中にはある。
0 件のコメント:
コメントを投稿